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2011年10月 5日 (水)

Euge Groove 「Seven Large」(2011)

音源:iTunes
レーベル:Shanachie

ユージ・グルーヴは、スムースジャズ・シーンで今最も売れっ子サックス奏者のひとり。キャリアのスタートは、タワー・オブ・パワーでリチャード・エリオットの後任サックス奏者から始まり、2000年からソロアルバムを6枚発表している。このアルバムは、7枚目ということもあり、つづりにも「7」をいれた題名(セブン・ラージ)の最新アルバム。

乗っているプレイヤーのノリノリの出来のアルバムで、発売以来チャート上位にいる。ハズレ曲なし。どの曲もキャッチーで、ステーションでヘビーローテーション間違いない曲ばかり。今のコンテンポラリーなスムースジャズを聴きたいという人がいたら、このアルバムを大推薦する。

彼のサックスは、曲調がR&Bやブルースまたはストレートジャズ風であっても、くどすぎずさらりと奏でる音色と「グルーヴ」にある。ソプラノも吹くのだが、これがとてもチャーミング。このアルバム1曲目の、味気ない題名「Track 01」で始まるソプラノサックスのなんとチャーミングな音色。M−7の「Welcome to the Journey」のソプラノサックスは、アーバンポップなメロディをさりげなく奏でる。

ベストトラックはアルバムタイトル曲のM−3「S7even Large」で、彼の真骨頂のキャッチーな極上ポップチューン。ドラムのスティックカウントから始まる2曲、M-2「The Funky Bunch」とM-6「Gimme 6」は、さりげなくファンキーでR&Bテイストの演奏で、さらりと顔を出すブルージーな音色が印象的。

ピアノのイントロから始まるバラードM-8「Love Won't Ket Me Wait」は、題名からして、都会的音色で涙もののソウルバラード。出だしでビリージョエルの「New York State Of Mind」から思ってしまった、M−10「Ten 2 Two」。ブルージーなメロディを「熱く」ブローするこの曲を最後にもってくるとはたまらない。

ちなみに、「セブン・ラージ」とは、例えばピザをオーダーする時に「ラージ(サイズ)を7枚ちょうだい」という言い回し、にひっかけたのかもしれない。最後の曲名は、「(夜中の)2時10分前」。

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