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2012年4月24日 (火)

Pete Gitlin 「Amplify」(2012)

Amplify

ピート・ギトリン(たぶん、そう読むと思うのだが)は、かつてフォーチュン500クラスの企業で、副社長をしていたそうである。そのキャリア同様に、このギターアルバムはかなりユニークである。1曲目の「Lucky in Love」は先行して出ていたシングルで、70年代のフュージョンのような、ブラスセクションがからむファンキーチューンで、かなり好みの演奏だった。その曲を聴いて、このアルバムを期待していたのだけれど、いろいろなスタイルの演奏がつまっていて、一言で表現できないようなユニークなギタリストだ。M-8「Cowboys and Indians」は、タイトルそのままに、カントリー&ウェスタンだし。M−7「Across the Endless Ocean」は、フォークソングのようで、シングルトーンのギタープレイとストリングスがレトロな感じ。M-6「Reggaetown」は、ファズを効かせたエレキギターのレゲエチューン。M-2「Soul Connection」はボーカル曲で、どこかスティーリーダンのよう。M-4「If You Say So」は、スローボッサで、シンディー・ブラッドリーのトランペットと、アコギが目一杯メランコリー。M−9「Another Day in Paradise」は、プログレしているエレキギターがドラマチックに盛り上げる、ロックバンドの組曲風。M−3「Amplify」は、ジェフ・カシマのサックスが客演するオーソドックスなスムースジャズで、もっとこのスタイルでやって欲しいなあ。ちなみに、彼のギターは、フロリダの小さいメーカーで「ステラ」というギターで、セミアコのような音がどこかレトロでいいのだが、ソロプレイが驚くほど少なくて、残念。それから、このジャケットは秀逸。今年の「ベストジャケット」候補。


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