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2012年4月22日 (日)

Peter White 「Here We Go」(2012)

Herewego

ピーター・ホワイトは、「ミスター」スムース・ジャズ・ギタリストと呼びたいほどの、スムース系ジャズギタリストとしてはベスト10に入るプレイヤーである。90年代から、ほとんどブランクが無いほど毎年アルバムを発表している、安定したプレイヤーである。イギリス出身で、プロキャリアは、シンガーソングライターのアル・スチュワートとの競演からで、彼の名作「Year of the Cat」に参加している。マット・ビアンコのメンバーであるダニー・ホワイトは、彼の弟だそうである。その関係で、メンバーだったバーシアのソロ活動を、ピーターもサポートしている。ピーターのギターは、いわゆるガットギターで、スタイルにフラメンコ的なノートを、力強く弾くプレイヤー。メロディーメーカーとしても秀逸で、メランコリックでキャッチーな楽曲が魅力だ。同じナイロンのガット・ギターを弾くギタリストは、スムースジャズ系には結構多いのだけれど。例えばアール・クルーや、マーク・アントワンといった、これもベストなギタリストだけれど、ピーター・ホワイトは甘過ぎず、ラテン過ぎず、一番コンテンポラリーなギタリストだと思う。この新作も、どの曲も、まずメロディーがいいし、全11曲をシャッフルしても、ラテンビートのバイブレーションとムードがぶれない、ヘビーローテーションにピッタリなアルバムである。タイトル曲M-3「Here We Go」では、あのデイビット・サンボーンが客演していて、ピーターとの掛け合いがファンキーなハイライトチューン。今年のベストアルバムに間違いなく入れたい一枚。

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