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2012年8月 2日 (木)

Gerald Albright & Norman Brown 「24 / 7」(2012)

247サックス奏者のジェラルド・アルブライトと、ギタリストのノーマン・ブラウンのコラボレーション全10曲の新作だ。ビックネーム同士の組み合わせだから、聴く前から分かるとはいえ、何ともゴージャスな雰囲気たっぷりのアルバム。ボブ・ジェイムスとディビッド・サンボーンだったり、アール・クルーとジョージ・ベンソンだったり、過去にもあっと驚く組み合わせのコラボレーションがあったけれど、そういった名作に匹敵する組み合わせ。ジェラルド・アルブライトは、ソロデビュー「Just Between Us」が1987年だから、20年以上のキャリアの持ち主。ノーマン・ブラウンは、ジェラルドのデビューアルバムと同じタイトルの「Just Between Us」(1992年)以来やはり20年におよぶキャリアのギタリストだ。2人とも、R&Bをベースに洗練されたスムースジャズプレイヤーで、もともと似たところがあるので、このデュオは大成功だ、ノーマンは、1聴してその音さばきから、ジョージ・ベンソン・フォロワーと呼べるスタイルだけれど、いやみが無く、誰かと似ていようがお構いなしのプレイが気持ちいい。ジェラルドは、クルセイダースのウィルトン・フェルダーからファンキー風味を除いたようなカラッとしたブローが魅力だ。というわけで、アルバムの中身はメロディ良しサウンド良しのスムースジャズで、市場にたくさんリリースされる数多のスムースジャズ系の中で、クオリティの違いを堪能できるアルバムだ。女性バックコーラスと、ノーマンのギターと、ジェラルドのサックスが絡み合う、M-7「24 / 7」や、M-8「Champagne Like」は、いずれも上級のコンテンポラリーポップスで、どこかクルセイダースの「Street Life」を彷彿とする印象的なトラックだ。R&BのミディアムバラードのM-3「Perfect Love」も、静かに歌うようなノーマンのギターと、爽やかな高音が心地よいジェラルドのサックスが印象的な佳曲。ボブ・ジェイムスとアール・クルーのコラボアルバムのように、また数年したら続編を作って欲しいなあ。

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