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2012年12月15日 (土)

Joe Plass 「After Hours」(2012)

Jp ベーシスト、ジョー・プラスのソロ・デビュー・アルバム。この人、デビューといってもキャリアは充分で、ケニーGのバンドにいて、ケニーのヒットアルバム「Duotones」(1986)や「Shilhouette」(1988)にもベーシストで参加していた。このデビュー作にも、ケニーの「Tribeca」のカバー演奏が入っている。ベーシストのアルバムだけれど、自身のベースプレイをゴリゴリ押し付けることが無くて聴きやすい。このアルバムは、彼自身のセルフプロデュースで、ベーシストとしてはリズムセクションの役割をキープして、サウンドプロダクションに徹している。曲もほとんどが共作を含めて自作で、どれもポップなR&Bタイプのキャッチーな佳曲が並んでいる。「Loco Mojo」ではファンキーな早弾きのベースプレイが印象的だし、ジェフ・ローバーとの共作「Cup-O-Jpe」はフュージョンビートをバックアップするチョッパーで、ベースプレイヤーとしての技量も聴かせてくれる。サックスを吹いているのはアンディ・ウオールという人で、曲も3曲共作していて、クセの無いスムースなサックスプレイが注目に値する。アンディの近作シングルを紹介したが、近いうちにフルアルバムが出るようなので期待したいサックスプレイヤー。タイトル曲「After Hours」は、そのアンディ・ウオールのサックスが都会的でメランコリーなハイライト曲。しばらくヘビロテになる、通好みのアルバム。

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