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2013年2月 2日 (土)

Dave Koz 「Live At The Blue Note Tokyo」(2012)

Kozlive 今年のグラミー賞にノミネートされているデイブ・コーズのライブ盤。これが、ちょっと感動ものの内容。2011年9月に、ブルーノートトーキョーで行われた公演のレコーディング。日本人のオーディエンスを前に、デイブが「コンバンワー!トウキョウ!ゲンキデスカー!」に始まり、「アリガトーゴザイマース!」日本語のかけ声を連発。「この曲を(日本の)みんなに捧げたい。半年前(の東日本大震災)に君たちは世界に感動を見せてくれたよね。」と「It's Always Been You」のバラードを始めるんだから、うるっ。という訳で、日本のデイブのファン、スムースジャズファンにとって、彼の初めてのライブ盤を日本での録音でリリースしてくれるのは光栄なこと。それにも増して、音楽的内容がすばらしい。全12曲を通して、ライブならではの疾走感と、名うてのリズムセクションと生み出すグルーブに、ググッと感動間違い無し。何より、デイブのサックスプレイヤーとしての力量と、オーディエンスを盛り上げるエンターテイナーシップが、びんびんと伝わってくる。強力なサポートバンドは、ブライアン・シンプソン(!)とティオ・バンクスのツイン・キーボード、ランディ・ジェイコブス(g)、アンドレ・ベリー(b)、ジェイ・ウィリアムズ(ds)。それぞれのプレイヤーの見せ場(聴かせどころ)も曲ごとに作られていて、プレイヤーをデイブが「さん」付けで紹介するのも微笑ましく、バンドの息もピッタリ。録音もなかなかいい。iTunesの音源で、いい音だなと感じたほどなので、CDフォーマットならサウンドチェックに耐えられるはず。各楽器の定位とレンジバランスが安定していて、クリアな録音。デイブのサックスのハイレンジな高音ノートもリアル。ヘッドフォンで大音量で聴くのをオススメ。演奏曲はどれもおなじみの曲ばかりで嬉しい。「Hellow Tomorrow」(2010)から4曲(「Put the Top Down」「Anything's Possible」「It's Always Been You」「What You Leave Behind」)、「Saxophonic」(2003)から3曲(「Honey Dipped」「All I See Is You」「Let It Free」)、「The Dance」(1999)から2曲(「Together Again」「Love Is On The Way」)、「Lucky Man」(1993)から3曲(「You Make Me Smile」「Faces Of The Heart」「Silverlining」)、の全12曲。内容を聴けば、グラミー賞のノミネートに納得。この作品が「最有力」と断言。

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