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2013年8月24日 (土)

Garry Goin 「Road Trip」(2013)

Roadtripcover

ギター奏者ゲリー・ゴーインのメジャーな仕事は、 BWBに参加しているサックス奏者カーク・ウェイラムとの共演だ。ウェイラムの作品「Into My Soul」(2003)と「Roundtrip」(2007)では、作品共作、プロデューサー、ギタリストとして参加していた。ゴーインのソロ新作は、2004年の「Goin' Places」、そしてこの作品がそれに次ぐ新作。サウンドは、R&Bソウルのテイストで、メンフィス・ソウル系。プロデューサーとしてクレジットとされているデビッド・ポーターは、アイザック・ヘイズやサム&デイブの時代の超有名ソング・ライターで、そのデビッド・ポーターが、ゲリー・ゴーインを気に入って、ウェイラムとの共演などのプロジェクトに参加することになったらしい。ギタリストとしてゴーインは、曲によって、セミアコか、ガットギターを弾いているのだが、メンフィス・ソウル系のサウンドをバックに、ガットギターを弾いている演奏が、なかなかクール。M1「Roundtrip」、M3「Coast 2 Coast」、M5「You Were My (First Love)」で聴けるガッドギターは、アール・クルーのような柔らかい音色ではないけれど、やや固いがシャープでビートを感じる音色がいい。ウェイラムも客演している、M7「Are We There Yet」、M4「Cruisin'」(ボーカルは、ケビン・ウェイラム)、などは、エレキに持ち替えて、黒っぽくソウルフルな演奏。アイズレー・ブラザーズの曲をカバーで取り上げているのが、M8「Groove With You」。バックコーラスが絡むスウィート&メローなメロディーを、ゴーインはガット・ギターで演るのだが、こちらは洗練された80年代ソウルのグルーブで、カバーとしてはなかなかのグッド・チューン。全10曲、曲によってガットやエレキを弾いたり、ちょっと散漫な感じもするけれど、タイトル曲「Roundtrip」や「Groove With You」あたりは光っている佳作。

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