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2014年1月13日 (月)

Antonio Alma 「Personal Encounter」(2013)

サックス奏者、アントニオ・アルマは、イタリアはシチリア島、タオルミーナの出身。情報としては、それぐらいしか分からないが、アルマのサックスはメローなトーンで、心地いいし、サウンドを彩る、ブラスセクションや、コーラス、リズムセクションがさりげなくゴージャスで、なかなかの好盤だ。ゆったりとしたリズムと、おおらかでキレのいいサックスは、地中海的なのかな。

M1「Have a Good Trip」の、ミディアムスローなリズムに、ブラスセクションや女性コーラスが絡むサウンドは、ゴスペルのムードもあって、キャッチーなトラック。M3「Mr.Sam」は、ゆったりとしたビートに、明るいメロディーを丁寧に吹くサックスがハートフル。

M5「The Water of the Life」は、ソプラノで奏でるマイナーなメロディーの曲が美しい。M6「Intus」とM8「Song for My Rosy」の、サックスに絡むアコーディオンやストリングの音を聴くと、これは、ヨーロッパ的なムード。

アメリカのメジャーレーベルの作るスムーズジャズは、「売れ線」狙いで、ちょっと最近、同質的。むしろ、ヨーロッパ系のこのアルマのようなアーティストはオリジナリティがあって、いいなあ。掘り出し物の作品。

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