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2014年8月30日 (土)

Euge Groove 「Got 2 Be Groovin'」(2014)

Groove

ユージ・グルーヴの前作「House of Groove」は、相当にヘビー・ローテーションで聴いたフェバリット・アルバムだったので、この新作「Got 2 Be Groovin’」は、えっ、もう新作、と思ったのだけど、前作からほぼ2年も経っていたのですね。もう、この人の作るサウンドは、文句無し。スムーズ・ジャズと呼ぶより、上質なインストゥルメンタル・ポップスと呼びたい。ダンサブルで、スウィート・ソウルな前作に比べると、この新作は、リリカルなソプラノで奏でるバラードや、彼らしい艶っぽいサックスが印象的で、ヒーリングなムードに浸れる傑作。ピーター・ホワイトのギターと、グルーヴのサックスが交差するバラード、M4「Rain Down on Me」は、7分もある曲だけれど、しっとりとハートに沁みるベスト・ソング。リック・ブラウンの「Can You Feel It」に、グルーヴもゲストで加わっていたけれど、その演奏曲「Take Me to The River」で唄っていたエリオット・ヤミンが、このグルーヴの新作でもゲスト参加している。M8「Wildflower」がその曲。この曲のオリジナルは、スカイラークというカナダのバンドの1972年のヒット曲。ゴスペル・テイストの入ったハートフルなバラードで、ヤミンのボーカルもいいし、歌伴するグルーヴのサックスは、聴いていると、ボーカルに寄り添って奏でるサックスが見えるよう。前作の続きのようなダンサブルなM2「Got 2 Be Groovin’」は、ごキゲンなビート・チューンだけど、その他はしっとりとしたムードの曲が多い。この静かなムードがかえって目立たないから、グラミー賞あたりの評価につながらないかも知れない。地味だから、ファンとしては愛着が持てる、グルーヴのベスト級作品。

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