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2014年9月23日 (火)

Nathan Woodward 「Nathan Woodward」(2014)

Nathanwoodward

新人サックス奏者、ネイサン・ウッドワードのデビュー・アルバム。ポートレートのネイサンは若々しくて、サウンドもフレッシュで、好感度の高い作品。ハイスクールを卒業して10年ばかりというから、まだ若干28才ぐらいだろうか。その10年間、演奏活動をしているようで、2012年には「A Quartet Session (Live from Martin Hall)」(2012)というジャズのライブ作品も出していて、そこでは初々しい演奏が聴ける。そして、この新作が、スタジオ録音としてのデビュー作品。おそらく、気心の知れた自己バンドでの演奏で、キーボード、ベース、ドラム、ギターのバンドにネイサンのサックスという編成。オーバーダビングは無さそうな、シンプルなバンド・サウンドが新鮮。全12曲はネイサンと、プロデュースとキーボードを演奏しているクリス・スプリンガーという人の共作で、どの曲もなかなかの佳曲揃い。M1「Better Days」や、M3「Sea Breeze」、M11「Sunrise」などは、メロディアスなポップス系のスムーズジャズで、印象的な作品。ネーサンのサックスは、デーヴ・コーズを思わせるスタイルだけれど、時折聴かせるちょっとゴスペルやブルーズっぽいテイストがこの人の特徴かな。M5「Tuesday Rain」は、R&Bスタイルのゴリゴリ系や、M7「2 O’clock」のハードにスウィングするスムーズ・ジャズだったり、けっこう硬派なパフォーマー。かたや、M8「The Promise」のバラードは、デーヴ・コーズばりの超美メロディーで、引き出しの多さを証明している演奏。これから注目のアーティスト。

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