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2014年9月22日 (月)

U-Nam 「C'est Le Funk」(2014)

Cestlefunk

ユー・ナムの新作は、彼のギターが冴え渡り、ゴージャスなファンク・サウンドが鳴り響く5スター級の傑作。ジョージ・ベンソンをトリビュートした前作「Weekend In L.A.」で炸裂したベンソン節が、今作ではベンソン以上にベンソンらしくて、もうここまでくるとオリジナリティに溢れるギター・プレイだ。「これがファンクだ」の題名通り、全10曲、スキの無い佳曲揃いで、80年代や90年代を彷彿とするダンス&ファンク・ビートに乗って縦横無尽に疾走するギターが、かっこいいことこの上ない。アルバム冒頭の3曲は、シングルで先行していた曲。8ビートから16ビートへと炸裂するノンストップ・ヴァイブレーションがたまらない。M1「Smoovin’」は、トレードマークのベンソン節がはまったポップ・チューン。M2「Something’s Up」は、レイ・パーカー・ジュニアを思わせるイントロや、EW&Fのヒット曲を思わせる女性コーラス・ワークに、早弾きのギター・パッセージと、聴き所が満載のベスト・ソング。M3「C’est Le Funk」は、サックス奏者シャノン・ケネディーとのプロジェクトNIVO DEUX名義で出した、16ビートのファンク・チューン。ホーン・セクションが重量級のゴージャス・サウンドが炸裂する。スロウ・ビートのM5「Risin’ to the Top」や、ダンス・フロアでかかりそうなM6「Throwback Kid」、カラッとしたウエスト・コースト的ディスコ・チューンM8「City Lights」など、どの曲もクオリティが高い。最後の曲、M10「Act Like You Know」は、ボーカル曲で、前作でも参加していたティム・オーエンスが歌っている。この曲が唯一のボーカル曲なんだけれど、終盤はユー・ナムのギター・オンリーの演奏に変わってアルバムを終える、という展開で、これがなんともカッコいい。

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