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2014年11月24日 (月)

The JT Project 「Under the Covers」(2014)

Underthecoversfinal

ザ・JT・プロジェクトは、ジェイコブ・ウェッブ(キーボード、ベース)、トッド・シフリン(サックス)、の2人によるコンテンポラリー・ジャズ・ユニット。2人は、ニュージャージーの大学の同級生で、2009年にグループを組んで活動開始。今まで3枚のアルバムを出していて、これが4枚目の新作。硬派なルックスがクールな2人、それに、なんたって、音楽がカッコイイ。ブラコン(死語かな)と言っていいコンテンポラリーでメローなサウンド。この新作は、ソウル・クラシックな5曲のカバーを演っているので、「Under The Covers」というわけ。その5曲は、チャカ・カーンの(M1)「Through the Fire」、ブレンダ・ラッセルの曲でルーサー・バンドロスのカバーが有名な(M3)「If Only for One Night」、R&Bシンガーのアッシャーの(M5)「Here I Stand」、ご存知のスティーヴィー・ワンダーの(M7)「Overjoyed」、アニタ・ベイカーの(M9)「Caught up in the Rapture」。いずれも、有名曲のオリジナルを尊重した演奏。ベスト・パフォーマンスは「Through the Fire」で、アコースティック・ピアノと、サックスのデュエット演奏が、ハートにグッとくる演奏。カバー曲もいいけれど、それにも増して、5曲のオリジナルも素晴らしい。 M2「Jetsetter」は、一発撮りライブ演奏のようなスムーズジャズ・チューンで、活き活きとしたビートが楽しいハイライト曲。M6「Speed of Sound」は、ユージ・グルーヴのようなファンキーなサックスフレーズが印象的な、リピートしたくなる佳曲。M10「Your Reflection」は、ポップなミディアムテンポのバラードで、明るいソプラノの音色が美しい。アルバムを通して、シンプルなアレンジメントだけれど、クールなヴァイブレーションが伝わって来る。しばらくの間、ヘビロテになりそうな秀作。

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