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2015年1月29日 (木)

Gerald Albright 「Slam Dunk」(2014)

Slamdunk

ジェラルド・アルブライトのこの作品は、第57回グラミー賞のノミネート作品。ひょっとするとグラミー賞取るかもしれない秀作。聴いていたのにレヴューするの機を逸していて、遅くなってしまった。アルブライトは、2012年のグラミー賞で「24/7」が候補になったのに続く栄誉。「24/7」は、ギター奏者ノーマン・ブラウンとのコラボレート作品だったとは言え、アルブライトはグラミー候補の常連。ソロ作品「Pushing The Envelope」(2010)、「Sax For Stax」(2008)、いずれもグラミー賞にノミネートされて、残念ながら結果は賞を逃している。ノミネートの経歴は、彼の音楽がそれだけ評価されている証。この作品も、自身のサックスの多重録音や、ベースを演奏して作り上げた力作。M1「Slam Dunk」が何しろ秀逸な曲、いずれスムーズジャズの名曲と言われるかも。シート的に重なるブラスとファンキーなビート、何にも増してキャッチーなインスト・メロディーが忘れられない。どの曲のアルブライトのサックスも、クリアな音色で飛び回る。クールというより、フレージングが上質感を漂わせて、ソフィスティケートされているのがこの人の持ち味。M3「Because Of You」のさらっとしたサックスの美しいこと。シンディ・ローパーの名曲M2「True Colors」は上質なポップス、ジェイムス・ブラウンのM4「It’s A Man’s, Man’s, Man’s World」はかなり骨太で、それぞれ必聴のカバー演奏。M8「Where Did We Go Wrong ?」はピーボ・ブライソンが歌ったバラードで、アルブライトのストレート・ジャズなフレージングがたまらない。M9「Fiesta Interlude」でのフルートは情熱的な演奏で心に伝わるし、M10「Split Decision」のファンキーなチョッパーベースはアルブライトの演奏かな?アルブライト自身のソロ作品としては、14作目になるそうで、キャリア充分で、完成度も文句無しの作品だから、高い確率で受賞かもしれない。

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