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2015年7月 4日 (土)

Randy Scott 「Serenity」(2015)

Serenity

サックス奏者ランディ・スコットは、スムーズ・ジャズ・ファンなら、押さえておきたいアーティストのひとり。ソロ作品は、「Randy Scott」(1994)から、メジャー・レーベルのトリピン・アンド・リズム・レコードに移籍しての「90 Degrees at Midnight」(2011)まで5作品。プロデューサーとしても、スムーズ・ジャズ・ギター奏者のティム・ボウマンら多数の作品に関わっている。そして、この新作がソロ6作品目。ほとんどの作品が、スコット自身の作曲で、サウンドはメロウなR&B。M1「Cabo」は、キャッチーなメロディーが印象的なハイライト曲。ファンキーなホーン・セクションをバックに、情熱的に盛り上がって行くスコットのサックスが聴きもの。M10「Side Steppin’」は明るくポップな曲だけど、スコットのフレージングに本流ジャズのスピリットが伝わってくる。M5「You’re My Joy」も、明るくポップな曲。サックスのフレージングも、爽快に明るくて、このテイストがスコットのキャラクターかな。M6「Copacetic」は、トランペット奏者リン・ラウントゥリーが参加した曲。二人の掛け合い演奏が聴きもののコンテンポラリー・ジャズ・チューン。スコットの抜けのいいサックスに、グローヴァー・ワシントン・ジュニアが見え隠れする。ソプラノを吹くメロウなバラードが3曲、M7「Heaven Sent」、M8「Mellow Flow」、M9「Serenity」。アルバム・タイトル曲「Serenity」は、ムーディーな佳曲で、スコットのヒューマンなソロ・フレージングに引き込まれる。最後の曲M12「Make Me Over」では、自身のボーカルを披露。多重録音(?)のコーラス・ワークも、サックス同様に爽快なところがいい。

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