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2015年10月31日 (土)

Tim Watson 「Up & At'em」(2015)

Timwatson

シカゴ出身のキーボード奏者ティム・ワトソン。スムーズジャズ・ファンなら押さえておきたいアーティストの一人。過去作品は、「The Tim Watson Project」(2002)、「Sunday Afternoon」(2007)、「A Smooth Christmas, Vol.1」(2007)の3枚で、これが新作。彼のピアノは、ソフトなタッチのメロウなフレージングが魅力。ゆったりした、レイドバック気味のアコピの「ノリ」が、何とも心地いい。この新作は、楽曲も佳曲揃いで、ブラコンなムードのサウンドと、ソフィスティケートなワトソンのピアノを味わえる好盤。 M1「Up & At’Em」は、この曲でワトソンのピアノのスタイルが分かる1曲。フィル・デニーのサックスも爽快な、スムーズジャズ・チューン。 M2「Sumthin’ Sumthin’ Mellow Smooth」は、題名通りにメロウなコーラスに乗せて、アタックのあるベースや、サックスに、レイドバック気味のピアノが絡むブラコン・チューン。M8「When Marie Smiles」は、オリ・シルクがプロデュースと共作をした、ハイライト・チューンでベスト・トラック。サックス奏者ジャネット・ハリスが参加した曲で、後半に、彼女のサックスで盛り上がって、ワトソンのピアノが入ってくるあたりが、上品なスウィング感と、セクシーな感じもして、ローテーション必須の魅力的な曲。M9「Making Moves」は、フルート奏者レーガン・ホワイトサイドが参加した曲。これもワトソンの定番的なピアノ・フレーズがいい味で、後半に高揚するフルートとピアノが、いい感じなんだけど、フェードアウトが残念。ソフトでメロウなサウンドだからBGMに最適だけれど、BGMで聴き流せないんだなあ、これが。

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