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2016年4月10日 (日)

The JT Project 「Moments of Change」(2016)

Change

トッド・シフリン(sax)とジェイコブ・ウェッブ(kb)の2人による「ザ・JT・プロジェクト」は、前作「Under the Covers」を聴いて、これは只者ならないユニットだと。ルックスもスター性を感じるし、そのうちにビッグになりそうだと注目したが。やはり、早くも、この新作は、メジャーレーベル「トリッピン・リズム・レコード」からの第1作で、内容も傑作だ。キャッチーなメロディーが印象的で、ビート感覚に溢れた曲、M1「Overdrive」、M6「Moments of Change」、M3「Talk About It」、M9「Don’t Blink」、はどの曲も、そのグルーヴが魅力にあふれる、白眉なスムーズ・ジャズ・チューン。「Don’t Blink」は、サックスとキーボードがユニゾンで主メロを「歌う」あたりに、まるでデュエットのような佳曲。これらのスムーズ・ジャズ・チューンは、「トリッピン・リズム・レコード」らしいポップな楽曲だし、このユニットの代表的なスタイルとして、リスナーに支持されるはず。片や、M10「Love Passion Correspondence」や、M12「Talia」、M13「Sng for Kg」は、インプロビゼーションを中心にしたコンテンポラリー・ジャズの演奏で、こちらもこのユニットの真骨頂。こんな硬派で技巧的なジャズの裏付けがあるところが、このユニットの魅力。「Talia」を聴けば、シフリンのサックスに、グイグイ引っ張られるような引力を感じるはず。今年のベスト級の1枚。

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