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2016年7月 2日 (土)

Dave Bradshaw Jr. 「Set Me Free」(2016)

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フレッシュなキーボード奏者、デイブ・ブラッドショウ・ジュニアのデビュー作品は、注目に値する佳作。アタック感のあるピアノが終始印象的で、カリフォルニア出身だからか、爽快なサウンドと演奏は、カラッとした空気感と視野が広がるグルーヴに溢れている。ダーレン・ラーンがプロデュースと数曲でゲスト演奏に加わっている。ハイライトはM2「Jumpstep」で、ブラッドショウのオリジナルに、ラーンが手を加えた合作。スロウなメロディーを奏でるピアノがクールな曲。M1「West Coast Jammin’」は、ラーンのサックスが絡んでファンキーな曲。M3「Guys’ Night Out」も、ダーレン・ラーンのサックスと、縦横無尽にスウィングするピアノが聴きどころのビート・チューン。M4「Set Me Free」は、メランコリーなスロウ・バラード。ハートにグッとくるピアノも、健康的な表情なのが、この人の特徴。M5「Saboroso」は、哀愁的なメロディーのラテン・リズムの曲。この曲でも、バックのブラスセクションが印象的で、これもラーンのアレンジかな。M6「Back to the Top」は、ポップなメロディーの曲で、ボーカルのスキャットが絡んでピアノと掛け合って高揚する辺りはソウルフルでカッコいい。M10「Moon and Stars」は、リリカルな表情を見せたり、ゴスペル・ビートだったり、この人が多彩な才能のピアノ・プレイヤーであるところを認識できる曲。デビュー作品といえ、全11曲、粒ぞろいの曲と演奏が並んだ秀逸な作品。アウトドアで聴くのにぴったり、爽快な作品。

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