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2016年12月31日 (土)

Ken Navarro 「Bonfire」(2016)

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ケン・ナヴァロの23作目となる新作は、例によって彼自身のワンマン多重録音。彼のアイコンであるナイロン弦ギター演奏に限らず、今まで以上に多様な楽器をこなして、ワンマンのスタイルが進化したことろが聴きどころ。特に、ホーンセクションやストリングまでこなして、それらを効果的に使った重厚なアレンジが素晴らしい。 M1「My Best Friend」のアップビートな主題をサポートするホーン・セクションが、スリリング。M2「Refuge」は、ベスト・トラックだろう。イントロから始まるホーンセクションとストリングス、中盤からエレキギターで展開する曲想はドラマチック。 M5「One Summer Day」は、いつものナヴァロ節のロマンティックなメロディーで定番的1曲。それでも、上品なバックグランドのホーンセクションが新鮮。M6「Hammocks & Swings」の、ミュート・トランペット演奏。M9「A Dozen Roses」では、アコースティック・ピアノとベース・ギター。いずれも、ワンマンで演奏しているとは信じられないほど、完璧なオーケストレーション。M10「Glen Echo」は、ストリングスとホーンだけで奏でる、クラッシックの小品のような曲。これがワンマン演奏とは。感激。

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