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2017年3月26日 (日)

Rick Braun 「Around The Horn」(2017)

Aroundthehorn

リック・ブラウンの新作は、アーバンなムードのサウンドに満ちた秀作。ドイツのトランペット奏者ティル・ブレナーが参加したタイトル・トラック、M8「Around The Horn」では、両者のトランペット掛け合いや、交流はおなじみのギター奏者ピーター・ホワイトが参加した2曲(M4「We Don’t Talk Anymore」とM9「Vila Vita」)など、必聴の曲が並ぶ。カバー曲も3曲、M4「We Don’t Talk Anymore」はチャーリー・プース、M6「In Common」はアリシア・キーズ、M10「Yellow」はコールドプレイと、いずれも近年の新しいアーティストの曲を取り上げているところなど、聴きどころが満載。そんな中で、ジョン・ストッダートとコラボした5曲は、ブラウンの新境地。ジョン・ストッダートは、フィラデルフィア 出身の、シンガー、キーボード奏者。このアルバムで、2人は5曲を共作共演していて、いずれもキャッチーなメロディーが印象的な楽曲。M1「So Strong」はラテン・メロディーの曲で、エコー処理のブラウンのトランペットが、ちょっとハープ・アルパートを思わせる。M3「Love Take Me」は、話題の女性ボーカリスト、リンジー・ウェブスターが参加した、ミディアム・バラードで、ヒット性のアーバンな楽曲。M5「Everything Is Alright」は、ブラウンらしいファンキー・チューン。ストッダートのボーカルと、ブラウンのトランペットもグルービーで、まるでBWBの演奏を思わせるところが興味深い。M7「I Love You More」も、ストッダートのボーカルとブラウンのトランペットが絡む、メロウなソウル・バラード。M11「One South Beach Night」は、メロウでキャッチーなポップ・チューンで、ストッダートのスキャットと、ブラウンのミュート・プレイのインタープレイが魅力的で、何度もリピートしたくなる。今年のベスト級作品として、イチオシの作品。

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