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2017年6月12日 (月)

Marcus Anderson 「Limited Edition」(2017)

Malte

マーカス・アンダーソンの前作「AND Coffee」は、自身のコーヒー・ビジネスの宣伝(?)を兼ねて、リラックスしたムードの「企画作品」の趣だったから、この新作は、久しぶりに、都会的でヒップでパワフルな彼の持ち味がたっぷり堪能できる作品。M1「Limited Edition」は、未来的なトーク・ボックスのボーカルが印象的な、ヒップなビート・チューン。M2「Backseat Drivers」は、オーバー・ダビングのサックスがスリリングな、まるで「ザ・サックス・パック」のレパートリーになりそうな曲。M5「Understanding」は、ブライアン・カルバートソンが参加したスロー・バラード。カルバートソンのピアノと、アンダーソンのサックス、両者のフレージング交差にグッと来るメロウなハイライト曲。M10「The Art of Gold」は、あのプリンスのサックス奏者だったアンダーソンの「持ち味」が発揮された、と言えるような、ヒップなサックスが怪しげでドラマチックな曲。M14「Give Love」も、ポップなプリンスを彷彿させるようなキャッチーなボーカル・チューン。ボーカルは、アンソニー・サウンダースという人。アンダーソンの歌伴もクリーン・フレージングで、なかなかかっこいいボップ・チューン。M12「Stalker!」は、ゴキゲンなビート・チューンだけれど、ストーカーをテーマにドラマ仕立ての演出が面白い異色な曲。ボーカルとセリフもアンダーソン自身なのかな、コメディー的演技力は必聴です。

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