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2017年12月 2日 (土)

Najee 「Poetry In Motion」(2017)

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ボニー・ジェイムズの新作に、このナジーの新作と、ユージ・グルーヴも最近出たばかり、来年にはブライアン・カルバートソンも出るようだし、いずれも聴き逃せるはずも無い、スムーズジャズ界のスーパースターの新作ラッシュで、何とも嬉しい。特に、このナジーの新作は、R&Bグルーヴがクールで都会的な、ベスト級の作品。プロデューサーは、バリー・イーストモンド。2人のタッグは初めてなのかな。艶やかなナジーのサックスと、アダルトなサウンドを、バリー・イーストモンドが引き出して、傑作の仕上がり。イーストモンドは、キーボード奏者で、R&B系の有名プロデューサー。アニタ・ベイカー、アレサ・フランクリン、ビリー・オーシャンなどの作品を手掛けている。スムーズ・ジャズ系のアーティスト、ポール・テイラーや、エヴァレット・シャープなど共演も多い。最近作では、マイケル・リントンの、「Soul Appeal」(2014)、「Second Nature」(2016)が彼の仕事で、両作品ともガツンと骨のあるリズム&ブルースの傑作だった。比較するなら、このナジーの新作は、クワイエット・ストーム路線の、コンテンポラリーな傑作だろう。M3「Let's Take It Back」は、一曲だけのインコグニートとのコラボのダンス・チューン。グルーヴは、ブルーイ率いるインコグニートと、ナジーのテナーのビートフルなアンサンブルがかっこいい。M4「Noche Romantica」は、ナジーとイーストモンドの共作、ナジーのテナーは、グローバー・ワシントン・ジュニアを彷彿とする艶っぽい音色のベスト・チューン。M1「Stratosphere」は、ソプラノのリリカルな音色で、やっぱりこの人らしい定番のような曲。M5「We'll Be Missing You」は、アル・ジャロウとプリンスに捧げたという曲。ゲストのボーカルは、ウィル・ダウニング。ダウニングのボーカルと、ナジーのソプラノの「会話」が艶っぽくて、何ともセクシーなボサノバ・リズムの曲。クルセイダーズとビル・ウィザースの「Sould Shadows」を、なんとなく思い出す佳曲です。

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