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2020年8月の5件の記事

2020年8月23日 (日)

Euge Groove 「Sing My Song」(2020)

ユージ・グルーヴの新作は、「Groove On」(2017)に続くソロ12作目。

近年作品で常連のリズム・セクション、コーネリウス・ミムス(ベース)、レニー・カストロ(パーカッション)、ジョン・スミス(ギター)、トレヴァー・ローレンス(ドラムス)に加えて、カーネル・ハレル(キーボード)が参加して安定したサウンドを固めています。

ゲストも常連の、ダリル・ウィリアムズ(ベース)、ピーター・ホワイト(ギター)、ポール・ブラウン(ギター)や、フィリップ・セス(ピアノ、オーケストレーション)が参加しています。

全11曲は、10曲の自作オリジナル(共作が1曲)とカヴァー1曲。上質なミドル・オブ・ザ・ロードの楽曲と演奏が並んでいます。アクセントの強いビート感より、洗練されたソフト路線だが、完成度は有無も言わせない内容です。

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2020年8月22日 (土)

拙著『スムーズジャズを楽しむ50枚のアルバム』

<お知らせ>

拙著「スムーズジャズを楽しむ50枚のアルバム」についてのお知らせを追記いたします。

【Version 8】をアップデートしました。

ジャケ写真を1枚追加しました。


マーカス・アンダーソン「スタイル・ミーツ・サブスタンス」

掲載ジャケ写真は合計29点になりました。

 

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2020年8月18日 (火)

トム&ジェリー(サイモン&ガーファンクル)についてのミニ研究(その2)

ポールのソロ・アーティスト名は、トゥルー・テイラー(True Taylor)という名前でした。サイモン親子は出来上がったシングル盤の表示を見て驚きました。てっきり、ジェリー・ランディスだと思っていたのです。2人はプロセン氏にクレームしましたが、そのままになったようです。公式には、ポールのトゥルー・テイラー名義の作品はこの2曲のみです。エルビスのコピーとはいえ、溌剌にシャウトする、10代のポールの純真な歌声が活き活きとしています。

トゥルー・テイラーとは、唐突なネーミングのようですが、ポールの祖父、ポール・サイモン(ポールは祖父の名前を引き継いだ)はオーストリア出身の移民で、職業は仕立て屋(Tailar=テイラー)でした。もしかすると、祖父を由来に、プロセン氏かルーが意図的に付けた名前なのかと勘ぐります。

ちなみに、ポールはジェリー・ランディスという名前を、その後もデモ歌手やソング・ライターとして活動している時期に長く使っています。ポール・ケーンと名乗った時代もあります。今ではそれぞれの名前で、多くの非公式の音源が公表されています。

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2020年8月16日 (日)

トム&ジェリー(サイモン&ガーファンクル)についてのミニ研究(その1)

ポール・サイモンとアート・ガーファンクルが16歳の時、トム&ジェリー(Tom & Jerry)の名前で発売したシングル「Hey, Schoolgirl」(1957)は、ビルボードでは最高位49位のヒット曲になり、10万〜15万枚超のセールスを記録しました。ポップ・スターを夢見ていた10代の少年2人が、舞い上がるには充分過ぎる大成功でした。

しかしその後リリースした2枚のシングルはパッとせず、わずか半年で活動を終えます。レコード・ビジネスの現実と、取り巻く「大人」の事情に翻弄されて、2人の友情にも亀裂を残した苦い出来事になりました。2人がフォークソングのデュオとして再結成するのは、6年後の1963年でした。

ポールとアートは、ニューヨーク・クイーンズ地区のハイスクールの同級生で、エバリー・ブラザースの「Hey, Doll Baby」を下敷きに共作したオリジナル曲が「Hey, Schoolgirl」でした。2人に目を止めたのは、マンハッタンのレコード会社、ビッグ・レコード(Big Records)のオーナー、シドニー(もしくはシド)・プロセン(Sidney or Sid Prosen)という人でした。

ビッグ・レコードは、シングル盤をわずか10枚ほどを出しただけの小さなマイナー・レーベル。オーナーのプロセン氏は、自らも歌い、作曲編曲もこなす音楽家でもあり、プロモーター/プロデューサーでした。

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2020年8月 9日 (日)

Under The Lake 「Your Horizon Too」(2020)

アンダー・ザ・レイクは、キーボード奏者ジェイソン・ティップ(Jayson Tipp)が率いるコンテンポラリー・ジャズ・ユニットです。ティップがこのユニットを結成したのは28年前、1992年に遡ります。

アルバムは、『Dive In』(1993)『Up For Air』(1996)をリリースした後、活動を休止します。10年のブランクを経て再結成、『People Together』(2007)を発表します。それからまた10年後に、『Jazz, Groove & Attitude』(2018)をリリース。今回の新作は、同ユニットの作品としては5作目となります。

ティップ以外は、アルバムごとにメンバー編成が変わっています。本作のメンバーは、ジェイソン・ティップ(キーボード)、ネーサン・ブラウン(ベース)、リチャード・セラース(ドラムス)、クワンタン・ジェラルド・W(サックス)に、パトリック・ヤンダール(ギター)が加わりました。ヤンダール以外は、3作目の『People Together』と同じメンバーです。ブラウンは、2作目にも参加していました。ジェラルド・Wとヤンダールは、それぞれソロとして活躍するミュージシャンで、ソロ・アルバムも多数リリースしています。

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