カテゴリー「ギター」の記事

2017年8月10日 (木)

Chuck Loeb (1955〜2017)

Unspoken_3 Palabras_2

ギター奏者チャック・ローブさんが亡くなった。先日の7月31日、享年61歳。近年は癌と戦っていたとのこと。なんとまあ、早すぎる旅立ちではないか。スムーズジャズの才能溢れる逸材が逝ってしまった。最近は体調不良を理由に、フォープレイの公演も参加せず、カーク・ウェイラムやラリー・カールトンが代役を務めていた。今年のグラミー賞にノミネートされた「Unspoken」(2016)がソロ遺作となってしまった。1989年のデビュー作「My Shining Hour」以来、20作品のソロ・アルバムを残した。マイケル・フォアマンとのバンド、メトロのメンバーでもあり、2010年からは、フォープレイのギタリストとして参加して、近作「Silver」(2015)まで3作品に参加。ジェフ・ローバー、エバレット・ハープとの新しいユニット「ジャズ・ファンク・ソウル」にも参加。その他、サイドマンやプロデューサーとして数多くの演奏と幅広い功績を残している。奥さまは、ボサノバ歌手のカルメン・クエスタ、チャック・ローブのプロデュースで新作「Palabras」を出したばかり。スペイン語で歌うクエスタの歌声と、チャック・ローブの温かいアコースティック・ギターの音色、相まって美しいボサノヴァ、まるで2人だけのデュエットのような作品。これが遺作になるなんて。悲しくなんと沁みること。合掌。

2017年5月20日 (土)

Norman Brown 「Let It Go」(2017)

Letitgo

ギター奏者ノーマン・ブラウンのソロ10作目となる新作は、ギター・プレイはもちろんサウンド・プロダクション全て、「上質」という点で、右に出る進行形のアーティストは見当たらない、完成度の高いスムーズジャズ作品。アルバムのコンセプトは、ブラウン自身のライナー・ノーツから理解するに、生命や幸福、愛、といった奥深いスピリテュアルなテーマで作られた作品。ブラウン節のギター・フレーズとサウンドは、いつもどおりグルーヴを感じるが、上品で透明感のある音の奥行には、彼の精神的なメッセージが隠れているのだろう。M2「It Keeps Coming Back」、M3「Let It Go」の2曲はいずれも、ミディアム・スロウ・メロディのコンテンポラリー・インスト曲で、上品なギターとサウンドが秀逸なベスト・トラック。M10「Liberated」は、BWB名義のファンキー・チューンで、BWBファンには嬉しいハイライト・トラック。曲中から聴ける、カーク・ウェイラムリック・ブラウン、ノーマン・ブラウンのボーカルとギター、3者の「がっぷり四つ(三つ?)」の演奏は鳥肌モノ。ちなみにノーマン・ブラウンは、過去のソロ作品に、BWB名義の演奏を入れている。BWBのフルアルバムは3枚しかないけれど、それぞれのソロ・アルバムに「隠れた」BWB演奏が見つけられるので、ファンは要チェック。さて、M11「Remember Who You Are」も、BWB盟友のカーク・ウェイラムがソプラノ・サックスで参加した演奏で、ブラウンのフレージングがたっぷり聴けるコンテンポラリー・ジャズな曲。M4「Ooh Child」は、70年代ソウルのヒット曲、兄弟ソウル・グループの先駆け、ザ・ファイヴ・ステアステップスによるミリオンセラーのカバー演奏。こちらのボーカルは、トレイシー・カーターという人で、キーボードも演奏している。また、ノーマン・ブラウンの実娘である3人姉妹のボーカル・トリオ「S.O.U.L.(Sisters of Unbreakable Love)」が参加した、M5「Conversations」、M6「Living Out Your Destiny」の2曲が興味深い。いずれ、彼女たちもメジャー・デビューするだろうから、注目したい。もちろん、ノーマン・ブラウンのプロデュースだろうから。アルバム最後の曲、M10「Man in the Mirror」は、言わずと知れたマイケル・ジャクソンのカバー曲。ブラウンは、アコースティク・ギターを演奏している。ゴスペル・グループの「サウンズ・オブ・ブラックネス」が参加して、アルバムを締めくくる「賛歌」に仕上げている。ところで、BWBのアルバム「Human Nature」(2013)は、マイケルの作品集。そのアルバムの最後の曲も、「Man in the Mirror」だった。聴き比べてみてはいかがかな。

2017年1月15日 (日)

Peter White 「Groovin'」(2016)

Peterwhite_groovin

ピーター・ホワイトの新作は、全10曲すべてカバー作品集。卓越なメロディー・メーカーでもあるホワイトのオリジナル曲が無いので、残念ではある。それでも、彼のガット・ギター演奏は、いつも以上にリラックスして聴こえるし、選曲もポピュラーな名曲揃いで、オリジナルを逸脱しないアレンジも素晴らしい。どこを切っても、ホワイト流の「グッド・ミュージック」だから、気がつくと愛聴盤になってしまう。M1「Groovin’」(ラスカルズ)、M2「Do I DO」(スティービー・ワンダー)、M8「Sleepwalk」(サント&ジョニー)、など、聴き慣れたメロディーを奏でるギターが心地いい。M4「How Long」は、ポール・キャラックが在籍していた英国のバンド「エース」の隠れた名曲で、ジェフ・ゴラブの名演カバーが記憶に新しい。ホワイトのカバー演奏も、メランコリックで素晴らしい。サックスの客演は、ヴィンセント・インガラ。この選曲はゴラブへのオマージュかな。ステファニー・ミルズのM7「Never Knew Love Like This Before」と、ザ・スリー・ディーグリースの名曲M9「When will i see you again」は、聴き逃せない演奏。いずれも超ヒットのオリジナル曲だけれど、ホワイトのギターで聴けるとは嬉しい。最後の曲M10「Here, There and Everywhere」(ビートルズ)も、心に沁みるギターの名演。ピーター・ホワイトのファンには、彼からの「ギフト」のような作品。

2017年1月 9日 (月)

Paul Brown 「One Way Back」(2016)

Paulbrownonewayback

ポール・ブラウンの新作は、いつものポップな路線と変わって、ブルースやゴスペルなムードが特色の意欲作。1曲目「Put It Where You Want It」は、クルセイダーズのカバー。クルセイダーズの初期作「Crusaders 1」(1972)に収められている曲。オリジナル演奏のギターは、ラリー・カールトン。ブラウンの、カールトンばりのブルージーな演奏が聴きもの。加えて、M6「Well Alright」は注目曲。サザン・ソウルの歌手で、レジェンドと言っていいドン・ブライアント(74才)がボーカルで参加した演奏。ブラウンのオリジナル曲のようだけれど、メンフィス・ソウルのクラッシックのようで、シブいブライアントの唄が聴きもの。M10「Heaven」も、ゴスペル・ブルースな曲。オルガンもギターも、ディープなムードたっぷり。シブいボーカルは、ブラウン自身。M3「Hush」は、ソウル・ジャズと言っていい曲調で、ブラウンのブルージーなフレージングが光る演奏。いつものメローなブラウンが聴けるのは、スムーズジャズ系のメジャー・ギタリスト4人が客演した曲。M4「Piccadilly Circus」(クリス・スタンドリング)、M5「River Walk」(マーク・アントワン)、M7「Take Flight」(ピーター・ホワイト)、M9「Riar View Mirror」(チャック・ローブ)、いずれもメロー・ムードのポール・ブラウンのファンなら安心できる佳曲。できれば、「Put It Where You Want It」で、ラリー・カールトンをゲストに迎えて共演してくれたらサイコーだったのに。

2016年12月31日 (土)

Ken Navarro 「Bonfire」(2016)

71h1lt0902l_sl1500_

ケン・ナヴァロの23作目となる新作は、例によって彼自身のワンマン多重録音。彼のアイコンであるナイロン弦ギター演奏に限らず、今まで以上に多様な楽器をこなして、ワンマンのスタイルが進化したことろが聴きどころ。特に、ホーンセクションやストリングまでこなして、それらを効果的に使った重厚なアレンジが素晴らしい。 M1「My Best Friend」のアップビートな主題をサポートするホーン・セクションが、スリリング。M2「Refuge」は、ベスト・トラックだろう。イントロから始まるホーンセクションとストリングス、中盤からエレキギターで展開する曲想はドラマチック。 M5「One Summer Day」は、いつものナヴァロ節のロマンティックなメロディーで定番的1曲。それでも、上品なバックグランドのホーンセクションが新鮮。M6「Hammocks & Swings」の、ミュート・トランペット演奏。M9「A Dozen Roses」では、アコースティック・ピアノとベース・ギター。いずれも、ワンマンで演奏しているとは信じられないほど、完璧なオーケストレーション。M10「Glen Echo」は、ストリングスとホーンだけで奏でる、クラッシックの小品のような曲。これがワンマン演奏とは。感激。

2016年12月11日 (日)

Tyler Reese 「Reminiscence」(2016)

Croppedreminiscence512

タイラー・リースは、ナッシュビルを拠点に活躍するギター奏者。この新作は、フルアルバムの4作目。15歳でデビューした、才能溢れるギター奏者。ギター・プレイは、パワフルでプログレ的ロック・ギターから、カントリー・テイストの弾むようなフレーズや、スピード感のあるアドリブのテクニックにコンテンポラリー・ジャズの志向も見える。過去作品には、歌手エリサ・ディースとの、デュオ「The Dease & Reese Project」としての「Life in 20」(2014)という作品もある。エリサ・ディースは、エリサ・フィオリーロ名でプリンスと作品共作やバック・コーラスを務めたこともある人。さて、このタイラー・リース新作。M1「Moving On」は、アコースティックギターで奏でるソフト・ムードのハイライト・チューン。そのポップなメロディーは、どちらかと言えばアルバム中で異色だけれど、流麗なアドリブ・フレーズは必聴。M3「Out of Orbit」は、疾走するリズム・セットとの緊張感のあるフュージョン・アンサンブル。パワフルな彼のギター・プレイこそ、この作品の代表作だろう。M5「Astrotermination」も、パワフルなフュージョン・チューン。プログレ・ロック的でもあるハードな1曲。M6「2Funk」は、ブラス・セクションを従えて、ジェームス・ブラウン的なファンク・チューン。突き抜けるギター・フレーズが爽快。M8「Reminiscence」は、メランコリックなメロディーを、ギターのロング・トーンで奏でるところはサンタナ風。M9「Headed Out」は、マヌーシュス・ウィングな曲で、ジャンゴ・ラインハルトを解釈したテクニックも聴きどころ。最後の曲、M10「Emancipation」は、ハードなロックのアルバムに入ってるような位置付けの、アコースティックギターの音色が清涼感溢れるコンテンポラリーな曲で、そのテクニックにも耳が離せない。まだ若干23歳というのだから、驚き。これからも期待のギタリスト。

2016年11月19日 (土)

Roman Street 「Bohemia」(2016)

Bohemiacoverhigherres

「ローマン・ストリート」は、ノアとジョシュ・トンプソンの兄弟によるギター・デュオ。2009年のデビュー以来、フル・アルバムを3枚、クリスマス企画アルバム1枚をリリースしている。彼らのスタイルは、フラメンコ、ルンバ、など伝統的なラテン系からジプシー・スウィングなどのラテン・ジャズを、ギター・デュエットで奏でる。この新作でも、そのスタイルを踏襲した曲が並んでいる。M4「Bohemia」は、バイオリンが絡むマイナーでクラシカルと言っていいフラメンコ。M5「Island Time」は、ジプシー・キングスを彷彿とする、コーラス絡みのリズミカルなルンバ。M8「Minor Swing」は、ジャンゴ・ラインハルトの名曲カバー。スピードアップして行くアンサンブルが聴きどころ。M9「Besame Mucho」もご存知の名曲カバー。そういった伝統的な曲の中で、光っているのが、M6「Mr.Morris」で、サックス奏者ヴィンセント・インガラがゲスト参加した曲。コンテンポラリーなメロディーは、ラテン系の曲群とは違って都会的なムードで、この新作での新境地と言っていい演奏。M2「Cortado」も、ラテンのムードをコンテンポラリーに料理した彼らのオリジナリティを感じるハイライトな演奏。M1「Cinco」は、パワフルなギターの合奏が情熱的なキャッチーな曲。M3「Adria」は、ジプシー・キングスの名曲「Inspiration」(鬼平犯科帳のアレです)を思わせる、エキゾチックなメロディのラテン・バラード。ルックスは見た通りの青年2人が、伝統的なラテン系のギター音楽をやるところがなんとも新鮮。超技巧派ではないけれど、アンサンブルのムードが特色。このデュオには「お手本」があって、スイスの「Tonic Strings」、同様にアコースティックギターのデュオ。彼らの米国ツアーの時に魅了されて音楽活動を始めたという。スイスで本人たちから手ほどきも受けたという。「Tonic Strings」は、超技巧派のギター・デュオで、ラテンやヌマーシュのスタイルは、まさにローマン・ストリートの教科書的。いつか、2組のコラボ作品を作って欲しいなあ。

2016年9月19日 (月)

U-Nam 「Surface Level」(2016)

Surfacelevel

ユー・ナムの「C'est Le Funk」(2014)に続く新作は、いつものベンソン節ギターに磨きがかかった、エンジン全開の秀作。お決まりの路線、80年代のポスト・ディスコ時代をオマージュしたサウンドはさらにパワー・アップ。ユー・ナムの作品ではおなじみの、シャノン・ケネディ(サックス、フルート)や、ティム・オーエンス(ボーカル)等が参加しているが、客演のパフォーマンスは控え気味だし、ボーカルがメインの曲も無いのは、むしろ意外な仕上がり。全曲でギターが主役で、カラフルな音色のギター・リフが縦横無尽に疾走して、今まで以上に意欲的なプレイに感激。M1「Going for Miles」や、M5「Plus de Funk!」、M7「Surface Level」はハイライト・チューン。トレード・マークのベンソン風フレージングがたっぷり聴ける。いずれも、さりげないストリングスや、ホーン・セクションやベースにドラムスの、パワフルなビートは強力。M6「Spice of Life」は、マンハッタン・トランスファーの名盤「Bodies and Souls」(1983)に入っていた名曲のカバー。ブラス・セクションと、ギターの絡みが洗練されたポップ・チューン。M9「The Sound of Music」もカバー演奏で、オリジナルはファンク・バンドのデイトンの1983年のヒット曲。コーラスが絡む、ファンクのビートがたまらない。カバー曲に80年代の選曲をするあたりに、リスナーとしては通好みの志向をくすぐられる。ユー・ナムのギターは、いつもジョージ・ベンソンが代名詞で形容されるけれど、M10「Cool Blue」では、ロニー・ジョーダンを彷彿とする、アシッドなジャズ寄りの演奏が聴ける。このトラックは新鮮で、ファンは必聴。ユー・ナムのギター奏者としての力量が発揮された秀作だし、今年のベスト級のスムーズジャズ・ギター作品。

2016年9月 4日 (日)

Paul Jackson, Jr. 「Stories from Stompin' Willie」(2016)

Stompin

セッション・ギタリストとして、数々のビック・アーティストと共演している、ポール・ジャクソン・ジュニア。ソロ・アルバムは、1988年のデビュー作品「I Came To Play」を含めて7枚をリリースしている。この新作は、前作「Lay It Back」(2009)から、7年を空けての、久しぶりの作品。全編にフュージョンのバイブレーションが炸裂する傑作。彼のギターはもちろん、リズム陣や客演プレイヤーの演奏が、縦横無尽に交錯して生み出す緊張感は、まるでフュージョン・バトル。M3「B.F.A.M.(Brothers From Another Mother)」は、アルバム中のハイライト曲。ポップなメロディーは、ブライアン・カルバートソンとの共作。ビルボードのSmooth Jazz Songsチャートでも上位にランクインして、ただ今ヒット中。ポールのオクターブ奏法と、マイケル・リントンのファンキーなサックスは思い切りクール。M1「SaSsAY」も、コーラスを交えたヒット性のポップ・チューン。わくわくするようなポールのギター・フレージングは、やっぱり最高。M6「L.A.Express Yourself」は、サックス奏者トム・スコットがゲスト。そうです、70年代のフュージョンバンド「トム・スコットとL.A.エクスプレス」へのオマージュ。タイトルに偽りなし、これぞフュージョンというビートが最高。M2「Down The Road」、M4「Ocean Explorer」、M5「Jazz Police」は、いずれも、ジェフ・ローバーとポールの共作で、演奏もジェフ・ローバーが参加。まるで、「ジェフ・ローバー・フュージョン」に、ポールが参加して、パワーアップしたような演奏。後半の4曲は、ジョージ・デュークをオマージュした、「The Dukey Suite」と名付けられたセクション。M7「Geneva」は、ジョージ・デュークの「Snapshot」(1992)収録曲で、オリジナルにはポールも参加していた。M8「Hip Pockets」は、ビリー・コブハムとジョージ・デュークのバンドのライブ盤「Live On Tour in Europe」(1976)からの曲で、ビリー・コブハムのペンによるもの。オリジナルのギターは、ジョン・スコフィールドだった。このカバーは、文字通りヒップで超ファンクなバンド演奏。ベース奏者アレックス・アルのチョッパーも刺激的だし、ポールのギターの前衛的なインプロビゼーションが、意外だけれど、これが爽快。M9「That’s What She Said」は、ジョージのソロ作品「I love the blues, she heard me cry」(1975)の収録曲。オリジナル演奏に参加していた、ドラマーのレオン・チャンクラーと、ポールとはデビューからの親交というキーボード奏者パトリース・ラッシェンが参加した演奏。アルバム・タイトルの「ストンピン・ウィリー」とは、ジョージ・デュークが、ポール・ジャクソン・ジュニアに名付けた「あだ名」だそうである。

2016年6月 4日 (土)

Adam Hawley 「Just the Beginning」(2016)

Justthebeginningcover

ギター奏者アダム・ホーリーの、これがデビュー作品。先日他界したモーリス・ホワイトが設立した「カリンバ・ミュージック」からのリリースで、カリンバからのスムーズ・ジャズ・アーティストとしては、グレッグ・マニング、ポーラ・アサートン、に次ぐ3人目。カリンバのテイストと言っていい、グレッグ・マニングポーラ・アサートンの作品に共通している、ライトでソリッドなインストルメンタル・R&Bミュージックというか、何しろノリのいいバイブレーションを受け継いだ爽快な作品。アダム・ホーリーは、これがデビュー作とは言え、ギタリストとして10年以上のキャリアの持ち主。共演のアーティストは、デイブ・コーズ、ブライアン・カルバートソン、ジェニファー・ロペスなど、ポップスからスムーズ・ジャズのビック・アーティストら多数。売れっ子のサイド・マンで、満を持してのデビュー作品。楽曲もほとんどがホーリーのオリジナルで、どれもキャッチーな佳作ぞろい。サウンドも、ダンス・ビートを下敷きに、ホーリーの、ソリッド・トーンのフレージングがたまらない。ゲスト陣も豪華で、M1「Dance With Me」は、ジェラルド・アルブライト。M3「I Don’t Mind」は、ユージ・グルーヴ。M4「35th St.」は、エリック・ダリウス。M5「Cruisin’」は、ムーディーなバラードで、ブライアン・カルバートソンのピアノが聴きもの。ホーリーは、カルバートソンの「Live - 20th Anniversary Tour」に参加していた。M8「Joy Ride」は、グレッグ・マニングとの共作で、スウィングするビート・チューン。M10「While You Were Dreaming」は、マイケル・リントン。聴きどころ満載、イチオシのベスト級作品。

より以前の記事一覧

About This Blog

  • スムーズジャズは、最高のコンテンポラリーミュージック。ググっとくるアーティストのバイブレーションを、リアルタイムで聴きたい。独断で選んだスムース系の新譜を紹介します。Since 2011。UGASAI
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

2015 Top Recommend (click)

  • Bob Boldwin「MelloWonder」
  • Brian Simpson 「Out of a Dream」
  • Jonathan Fritzen 「Fritzenized」

2014 Top Recommend (click )

  • Greg Manning 「Dance With You」
  • Rick Braun 「Can You Feel It」
  • Michael Lington 「Soul Appeal」
  • Ed Barker 「Simple Truth」

2013 Top Recommend (click)

  • Jeff Golub 「Train Keeps a Rolling」
  • Oli Silk 「Razor Sharp Brit」
  • Patrick Yandall 「Soul Grind」
  • Boney James 「The Beat」

2012 Top Recommend (click)

  • Euge Groove 「House of Groove」
  • Paul Brown 「The Funky Joint」
  • Chris Standring 「Electric Wonderland」
  • Vincent Ingala 「Can't Stop Now」
  • Phil Denny 「Crossover」