カテゴリー「シングル」の記事

2017年1月 3日 (火)

スムーズなシングル盤 ㉘

Guad Rileyrichard Eastmoon

ホットなシングルを3枚。ヒットチャートを賑わしているダミアン・エスコバーの「Get Up And Dance (G.U.A.D.)は大注目の曲。エスコバーは、ニューヨーク出身のバイオリン奏者。かつて、兄弟であるトゥーリーと、バイオリン・デュオ「Nuttin’But Stringz」を組んで活躍。デュオとして、フルアルバム「Struggle from the Subway to the Charts」(2006)がある。デュオ解散後、ダミアンはソロ・アーティストで活躍中。ダミアンのソロ・アルバムは「Sensual Melodies」(2014)がある。R&B/ソウル、ヒップホップのクロスオーバーと言っていいユニークな音楽スタイル。この新曲は、題名通りのダンス・チューン。繊細なバイオリンの音色が、ダンス・ビートに乗って浮遊するかっこいい曲。サックス奏者ライリー・リチャードは、クリーブランド出身の新人アーティスト。新曲「Family Ties」は、ダーレン・ラーンのプロデュース。ボニー・ジェイムスあたりのポピュラー路線のキャッチーなメロディがなかなかにいい。ギター奏者ドゥリュウ・デヴィッドソンの新曲「East Moon」は、R&Bテイストのスウィートなメロディーにソリッドなギターと、ハートにグッとくる良質な作品。新作アルバムはかなり期待できそう。

2016年1月17日 (日)

スムーズなシングル盤 ㉗

Dankusz Jarez_1 Jt_1

いずれも、リリース真近の新作アルバムから先行カットの強力シングル3枚。 ダニー・キューズの新曲「Reanimation」は、彼らしいパワフルなファンキー・チューン。ニルスのカッティング・ギターをバックに、ヒップでガンガン来るビート。血管切れるぐらいのパワー全開のサックスが爽快。新作アルバムは、「Eruption」のタイトルで、もうすぐリリースの予定。前作「Sexy.Funk::Velvet.Jazz」を超える仕上がりに期待できそう。 ジャレスの新作「Sounds Good to Me」は、メロディもビートも爽快な曲。ルックスも音も、ちょっと「ワル」っぽいところが、この人のキャラかなと。いやいや、この新曲は、サックスもサウンドも健康的で、視界の広がるアウトドアにぴったりの佳曲。ちょっと官能的だった前作「Sexy Saxy, Vol.1」に続く新作は、「爽やか」路線のジャレスかな。いずれにしても、その新作も期待したい。 ザ・JTプロジェクトの新作「Overdrive」は、メジャーレーベルのトリピン・リズム・レコードからの第1作。クールでメローなスムーズジャズ・チューン。なんだか、そのうちビッグになりそうな二人組。ルックスもいいけれど、演奏ビデオを見ると、ジャズの力量も素晴らしい。前作「Under The Covers」に続く新作「Moments of Change」は、3月リリース予定。これも注目。

2015年12月19日 (土)

スムーズなシングル盤 ㉖

Trotmansingle1024x1024 Honeygirl Blu

注目アーティストの新作で、いずれもグッとくる、一押しのシングル3枚。エラン・トロットマンの「Thoughts of Summer」は、ソウル・シンガーのウィル・ダウニングをゲストに迎えた新曲。ダウニングの囁くような歌声と、透明感のあるトロットマンのサックス。近作「Smooth’N Saxy」のカリプソ路線を引き継いで、クールで洗練されたスウィート・ソウル・チューンにうっとり。トランペット奏者ライアン・モンタノは、前作シングル「I'd Like That」も、ただ者ではない、音作りは注目だった。彼の新作「Honey Girl」は、メランコリーでポップな佳曲。若くてイケメンな外見だけでなく、ソフトな音色と、流れるようなフレージングのトランペットは、間違いなくビッグになりそうな才能。フルアルバムに期待。ドイツ出身のギター奏者ダーク・Kは、すでに14枚のソロCDを出しているベテラン。ジョージ・ベンソンのスタイルの継承者と見ていいかな、でもユー・ナムみたいに「弾けて」はいない。ジャージーで、丁寧なフレージングが魅力のマルチ・プレイヤー。新曲「Blu Sky」は、哀愁のあるメロディーのポップ・チューン。ベンソンばりのスキャットとギターのユニゾンがカッコイイ。

2015年12月13日 (日)

スムーズなシングル盤 ㉕

Oholynight Drahn Threestyle2

クリスマス向けの、スムーズジャズなシングルを3枚。ジョナサン・フリッツエンは、クリスマスキャロルの名曲「O Holy Night」。フリッツエンのアコースティックピアノよる美メロが堪能できる、聖夜のムードぴったりのトラック。ダーレン・ラーンは、「Angels We Have Heard On High」。これもクリスマスキャロル定番曲。ホーンセクションを従えて、ビート・チューンなアレンジがラーンらしい。ブロウするラーンのサックスがファンキー。スリースタイルは、「Thank God It’s Christmas」。この曲は、クイーンの1984年のクリスマス・ソング。マグダレーナ・チョバンコーバのサックスに、ギター、ちょっとオールド・ファンキーなところがスリースタイルらしい。この曲のプロデューサーは、ドイツ人のレインホールド・マックという人で、実際に、クイーンのオリジナル曲のプロデューサーでもあり、アルバム「The Game」(1980)、「Flash Gordon」(1980)などでも共同プロデューサーやサウンド・エンジニアを務めた人。ディープ・パープルや、ELOの作品にも関わった人で、特にクイーンとは親交が深かったらしい。という訳で、なんとなく、コーラスがクイーンらしい、かな。

2015年2月 1日 (日)

スムーズなシングル盤 ㉔

Jc Newbeginning Bounce

イギリスのキーボード奏者、ジェイムス・コラーは、今までシングルだけの作品発表。いずれもソフィスティケートされたスムーズ・ジャズ・チューンをリリースするので注目しているアーティスト。新作「Trippin On Your Smile」は、自らのキーボードプレイは控えめで、ギター(キャメロン・ピエール)をフューチャーした作品。アンニュイなムードの佳作。シングルだけでなく、コラーさん、フル・アルバムを出して欲しいなあ。ジョナサン・フリッツエンの待望のニュー・アルバム「Fritzenized」はリリース間近で、そのアルバムから先行シングルが「A New Beginning」。ポップなメロディーと、もうこの人だと聴いたらわかるピアノが嬉しくなってしまう。アルバムには、同曲のロング・バージョンが入るようなので期待。ギター奏者、クレイグ・シャーマットの新曲もなかなかの佳作。イントロは、ゴースト・バスターズを思わせて、 現代的なR&Bサウンドをバックに、ジャンゴ・ラインハルトを彷彿とさせるジプシー・スタイルのギターが冴え渡る。ちょっと異質な組み合わせが新鮮でオリジナルなサウンド。音作りにグレッグ・マニングが参加しているらしい、中判のピアノのソロがマニングかな。

2014年12月 6日 (土)

スムーズなシングル盤 ㉓

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クリスマスなシングルを3枚。ドクター・デイブは、キャリアの長いコンテンポラリー・ジャズ・ギタリスト。EP「Two Christmas Songs」は、「Have Youself a Merry Little Xmas」と、「We Wish You a Merry Xmas」のクリスマス・ソング2曲入りEP。イージーリスニング・ポップスという感じの、マッタリとしたギターがリラックス気分にさせてくれる。サックス奏者フィリップ・ドック・マーティンは、「This Christmas」。マーティンは、歯科医(ドック)でもあるというユニークな経歴のミュージシャン。既に4枚のソロ・アルバムも出している。いかにもの、スムーズジャズ・スタイルで料理した、季節の定番曲が楽しい。ユー・ナムのホリディ・シングルも、「This Christmas」。こちらは、ユー・ナム十八番のファンキーな演奏。後半の、ユー・ナムのギターが炸裂して、パーティーのアゲアゲ・ムードにぴったり。この季節、クリスマス・ソングの演奏や、フル・アルバムは、アーティストからの名刺代わり(ホリデイ・カード、日本なら年賀状かな)という感じで、「季節物」ですね。音楽性より、ムードを楽しみたい。

2014年10月12日 (日)

スムーズなシングル盤㉒

Night Staycool Masterpiece

ヨーロッパ系アーティストの新作3枚。ハンガリー出身のピート・プロジェクトは、ピートことピーター・フェレンツが率いる5人編成バンド。バンド編成とはいえ、バイオリン奏者のピートが中心のポップ・インストルメンタル・バンド。フル・アルバムは、「Pink Spirit」(2010)、「Turn You On」(2011)、「Overseas」(2013)をリリースしている。この新作シングル「Night Is Fallin’」は、制作中の4枚目のアルバムからの先行カットらしい。クロアチア出身のイゴール・ジェルジーナは、骨太でファンキーなサックス奏者。アルバム「One Click World」(2013)、その後のシングル「Summer Breeze」、いずれも好感度の高い作品だった。この新作シングル「Stay Cool & Play Sax」は、タイトルそのままの、ハードボイルドなファンク・ナンバーで、注目の作品。スウェーデンのキーボード奏者、マティアス・ルースの新作シングルは「Masterpiece」。この作品のゲストのサックスは、グレッガー・ヒルマンという人で、この人もスウェーデンのスムーズ・ジャズ系のサックス奏者。同じスウェーデン出身のジョナサン・フリッツエンの作品にも参加演奏がある人。いずれの3枚とも、8ビートのダンス系の「ノリ」が特徴。踊れるスムーズ・ジャズというのが、ヨーロッパのトレンドなのかな。

2014年9月21日 (日)

スムーズなシングル盤㉑

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新作で、なかなかの秀作シングルを3曲。キーボード奏者、パトリック・ブラッドリーの新作シングル「Can You Hear Me」は、パトリックのアコースティック・ピアノがハートフルでヒューマンなバラード。ゲストのデイヴ・コーズのソプラノ演奏は、視界が開けるような、美しい演奏で必聴もの。トランペッター、ライアン・モンタノの新曲「I’d Like That」は、ダーレン・ラーンがプロデュースしたキャッチーな1曲。この人、モデルや俳優もやっているという「イケメン」トランぺッター。サウンドも、なかなかで、中盤に出てくるトランペットのアドリブ・パッセージはなかなのもの。クリス・ボッティに続く、イケメン・トランペット・スターになるかな。ベーシスト、チップ・シーリンのデビュー作「Truth Be Told」は、マリオン・メドーズがゲスト参加した、マイナーな曲調が印象的なファンク・チューン。チップは、サポート・ベーシスト、プロデューサー、テレビや映画など映像作品の音楽も数多く手がけてきたキャリアのある人。アメリカの「シュガーヒル・ギャング」というヒップホップ・グループがあって(このへんは不得意で良く知らないけれど)、彼らのヒット曲「Rapper’s Delight」でベースを弾いているのは、この人だそう。小刻みなチョッパー・ベースと、マリオンのサックスが重なる、ハード・ボイルドな一曲。3曲とも、新作アルバムの先行シングル。いずれのアルバムも期待できますね。

2014年8月25日 (月)

スムーズなシングル盤 ⑳

Smoothnsaxy Mikehamilton

Antoinette

最近チャートインしているホットなシングル3曲。ビッグアーティストのゲスト・プレイヤーとして売れっ子、サックス奏者エラン・トロットマンの新曲「Smooth’n Saxy」は、「エラン・トロットマン・グループ」名義の新しいバンドによる演奏。スチールパンドラムの音がトロピカルなムードを盛り上げるスロー・ジャズ・バラード。トロットマンのサックスはとにかく艶っぽくて。彼こそグローバー・ワシントン・ジュニアの後継者だなあ。この曲のライブによるロング・バージョンビデオがトロットマンのホームページで見れたのだけど、なぜか最近になって見れなくなってしまった。同じメンバーによる「Funkalypso」はまだ見れます。グルーヴィーなこのバンドの新作アルバムが待ち遠しい。サックス奏者マイク・ハミルトンの「Passport to Joy」は、ミディアム・スローのファンク・ナンバー。骨太だけど滑るようなハミルトンのサックスと、ソリッドなメロディーが、懐かしいファンクを思い起こす。チョッパー・ベースも出て来て、シブーい1曲。マリア・アントワネットは、女性アーティストのプロジェクト、ジャズ・イン・ピンクにも参加している、ハープ奏者。演っているのは、懐かしい70年代ソウルの名曲、カーティス・メイフィールドの「Give Me Your Love」。ほぼオリジナル・スコア通りのカバーに、違和感無しのハープが乗っかり、なかなかにドラマチック。

2014年7月31日 (木)

スムーズなシングル盤 ⑲

Summerbreeze_2

Pressure

Maurizio

ヨーロッパ発のクールなスムーズ・ジャズを3曲。クロアチア出身のサックス奏者、イゴール・ジェルジーナの新曲「Summer Breeze」は、ユーロ・ビートの香りもするダンス・チューン。去年のアルバム「One Click World」もなかなかの好盤だったけれど、この新曲もアタック感のあるサックスとサウンドの「ノリ」が何度も聴きたくなること間違いなし。スウェーデンのキーボード奏者、マティアス・ルースの新曲は「Pressure」。前作「Feels Like Home」同様、オーソドックスなスムーズ・ジャズ・チューン。今作のゲストのサックスは、ドイツのスムーズ・ジャズ・ユニット、スリー・スタイルの「金髪美人」サックス奏者マグダレーナ・チョバンコーバという人。アコースティック・ピアノの分かりやすいフレーズの繰り返しと、ちょっとチープな(失礼)サックスの音色が何とも言えず不思議な魅力の曲。これは懐かしや、ギャップ・バンドの名曲「Yearning for Your Love」をカバーしたのは、イタリアのギタリスト、マウリツィオ・グロンドーナが率いる自己名のグループ。セミアコのソリッドなギターの音色は、ウェス・モンゴメリーを思わせて、最後はパット・メセニー的に盛り上がるサウンドがニクい。マティアス・ルースと、マウリツィオ・グロンドーナは、フル・アルバムを期待したい要注意アーティスト。

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  • スムーズジャズは、最高のコンテンポラリーミュージック。ググっとくるアーティストのバイブレーションを、リアルタイムで聴きたい。独断で選んだスムース系の新譜を紹介します。Since 2011。UGASAI
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2015 Top Recommend (click)

  • Bob Boldwin「MelloWonder」
  • Brian Simpson 「Out of a Dream」
  • Jonathan Fritzen 「Fritzenized」

2014 Top Recommend (click )

  • Greg Manning 「Dance With You」
  • Rick Braun 「Can You Feel It」
  • Michael Lington 「Soul Appeal」
  • Ed Barker 「Simple Truth」

2013 Top Recommend (click)

  • Jeff Golub 「Train Keeps a Rolling」
  • Oli Silk 「Razor Sharp Brit」
  • Patrick Yandall 「Soul Grind」
  • Boney James 「The Beat」

2012 Top Recommend (click)

  • Euge Groove 「House of Groove」
  • Paul Brown 「The Funky Joint」
  • Chris Standring 「Electric Wonderland」
  • Vincent Ingala 「Can't Stop Now」
  • Phil Denny 「Crossover」