2026年7月30日 (木)

Down To The Bone 「This Way Forward」(2026)

Thiswayforward2アシッド・ジャズの老舗バンド、ダウン・トゥ・ザ・ボーン(DTTB)が、前作『Dig It』(2014)からなんと12年ぶりの新作をリリースしました。1996年の初作『From Manhattan To Staten』から数えて11作目のオリジナル・アルバムです。

初作以来、演奏には加わらずプロデュースに徹する実質的なリーダー、スチュワート・ウェイドが今作でもかわらず、全曲の共作とプログラミングでクレジットされています。

DTTBはライブ・バンドとして、UKとアメリカの別ユニットで活動しているようですが、今作はほぼ全曲でUKユニットのレギュラー・メンバーを中心に女性ボーカリストなどのゲストをむかえて制作されています。

冒頭から、アシッド系グルーヴが躍動する、ライブさながらの臨場感に引き込まれます。

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2026年7月12日 (日)

Lawson Rollins 「Next Steps」(2026)

Nextstep2フラメンコ・スタイルのナイロン・ギター奏者ローソン・ロリンズの新作は、その妙技に目(耳)を見張る好演の連続です。サンバやルンバにボサノバやレゲエなど、ラテン系を共通とする多彩な曲想と演奏が並びます。ますます磨きがかかった高速パッセージに感動しますが、この人のギターは打楽器のように情熱的なビートを繰り出すところも魅力です。

曲によって異なるゲストも注目です。80年代にニューエイジ・ジャンルの人気バンドだったシャドウファックスのメンバー、バイオリン奏者チャーリー・ビシャラットを筆頭に、ジャズ・サックス奏者ゲイリー・ミーク、クラリネット奏者ベン・ゴールドバーグなど、西海岸ベイエリアの著名アーティストが参加しています。

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2026年6月28日 (日)

note 自作コラム「描かれなかった「B」のつづき」

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note に公表した自作コラムです。

描かれなかった「B」のつづき

 

手塚治虫の遺作「ルードウィヒ・B」について書きましたが、ボブ・ジェームスもベートーヴェンへオマージュした曲を発表しています。

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2026年6月20日 (土)

Gino Rosaria 「Exotic Black」(2026)

Exoticblack2キーボード奏者ジノ・ロザリアはカリブ海の島国キュラソー出身で、現在は米国フロリダを拠点に活動しています。クラシックを学んだ素養をもち、ソロ活動はもとよりサイドマンとしてもアダム・ホーリー、キム・スコット、クリス・ゴッドバーらと共演しています。

初スタジオ作品『Joy Peace Christmas』(2012)は全曲にサックス奏者クリス・ゴッドバーを迎えたクリスマス・アルバムでしたが、直後にソロ作『Some Other Time』(2013)をリリースしています。

3作目の『Still Waters Run Deep』(2019)は、アダム・ホーリーが共作/共同プロデュースを務めて、ゲストにエラン・トロットマンやアルシア・ルネなどを迎えて、注目を集めました。

この新作は4作目となるスタジオ・アルバム。CDにはクレジットが無く詳細はわからないのですが、大半の曲でホーリーがギター演奏はもとより作曲/共作/プロデュースでサポートしているようです。ホーリーなじみのミュージシャン、ケレイブ・ミドルトン(キーボード)、メル・ブラウン(ベース)、エリック・バレンタイン(ドラムス)らが演奏に加わっているもよう。

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2026年6月 7日 (日)

Hendrik Meurkens 「Samba Tonto」(2026)

Sambatontoドイツ出身のヘンドリック・ミュールケンスは、80年代から活躍するハーモニカとヴィブラフォンを操るベテラン奏者です。

ハーモニカの方は、トゥーツ・シールマンスに感銘を受けて独学でマスターしたといいます。ストレートなジャズに加えてブラジル音楽への傾倒が特徴で、80年代にはリオに移住した経験もあるとか。

約15作のリーダー・アルバムに、共演作を加えるとおよそ40のアルバムを数えます。以前よりニューヨークに居を構えて、今回の新作もニューヨークでレコーディングされました。

今回の新作は、ミュールケンスの本領であるブラジル音楽をかろやかに発揮したすばらしい演奏集です。

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2026年5月31日 (日)

note 自作コラム「スキャットは輝いている」

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note に公開した自作コラムです。

スキャットは輝いている

 

文中では触れなかったけれど、アル・ジャロウの驚異的なスキャット唱法こそ金字塔です。

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