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2012年1月 9日 (月)

Player A 「Our Own Devices」(2011)

音源:iTunes Store
レーベル:Creative Soul Jazz

「プレイヤーA」とは、ナッシュビルを拠点とするスタジオ・セッション・ミュージシャン複数のプロジェクトチームらしい。率いるはプロデューサー兼キーボード奏者、エリック・コープランドという人。この人は、レーベル「クリエイティブ・ソウル・ジャズ」の社長。このサイトを見ると、このレーベル傘下のアーティストに、このプレイヤーAに加えて、ギタリストのドリュー・デビッドソンなどがいる。ドリュー・デビッドソンの近作「Spin Cycle」は去年のチャートでも上位に入った作品で、プロデューサーがエリック・コープランドで、バックがプレイヤーAのチームによるもの。

プレイヤーA名義の作品は、6曲入りのEP「On the Side」と、初めてのフル・アルバムがこの作品。演奏は、キーボード、ベース、ギター、ドラムの4ピースバンドが基本で、サックスが入ったり、ツインギターになったりと曲によって編成が異なる。打ち込みのような音ではなく、バンドセッションの音。それも、すごくベースやギターがとてもシャープに、レゲエやファンクのリズムを8ビートで刻む。これは、やはり名うてのセッションマンだなという感じ。競演したアーティストは、バネッサ・ウイリアムス、マイケル・マクドナルド、ルーサー・バンドロス、ケニー・ロギンス、チャカ・カーン、などビックネーム多数。

このアルバムは全12曲。バラエティに富んだ曲群だが、R&Bテイストの曲がこのバンドの持ち味発揮している。シングルカットされているスムースジャズチューンのM-4「Coming On」はサックスがリードを取るポップなメロディーがローテーション間違い無しの佳曲。ビージーズの名曲M−2「Staying Alive」や、M-11「Chiller」は、シャープな8ビートリズムと、チョッパーするベースがファンキーでかっこいい。

一番黒っぽいM-6「Steppin'」や、M-12「A Fitting End」でも、メロディーリードを取るエレキベースと、エレピやピアノとのからみがいい。M-3「The Deepest Love」は、レイドバックしたテンポのバラードで、アコースティクピアノとギターがメランコリックで美しい。プレイヤーAは今後も、注目の(セッション)バンド。

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