Alex Bugnon 「Going Home」(2009)
音源:iTunes Store
レーベル:Xela Productions
アレックス・ブニオンは、ジャズ・フェスティバルで有名なスイスはモントルー出身のジャズ・ピアニスト。ハードバップ・トランペッターのドナルド・バードの甥っ子らしい。
ニューヨークでセッションピアニストを経て、1989年に「Love Season」でデビュー。以降、数枚のアルバムを発表している。
この「Going Home」は2009年の作品。さりげなく絡むホーン・セクションのアレンジはシカゴあたりを想起する黒っぽい雰囲気だし、力強いタッチのピアノはゴスペルやR&Bのテイストで、ライブ感があふれている。ホーン以外は、ベースとドラムのシンプルな2ピースリズム隊で、ピアノのソリッドな音が際立ち、録音もいい。硬派でコンテンポラリーなジャズピアノのアルバム。
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