Pete Gitlin 「Amplify」(2012)
ピート・ギトリン(たぶん、そう読むと思うのだが)は、かつてフォーチュン500クラスの企業で、副社長をしていたそうである。そのキャリア同様に、このギターアルバムはかなりユニークである。
1曲目の「Lucky in Love」は先行して出ていたシングルで、70年代のフュージョンのような、ブラスセクションがからむファンキーチューンで、かなり好みの演奏だった。その曲を聴いて、このアルバムを期待していたのだけれど、いろいろなスタイルの演奏がつまっていて、一言で表現できないようなユニークなギタリストだ。
M-8「Cowboys and Indians」は、タイトルそのままに、カントリー&ウェスタンだし。M−7「Across the Endless Ocean」は、フォークソングのようで、シングルトーンのギタープレイとストリングスがレトロな感じ。M-6「Reggaetown」は、ファズを効かせたエレキギターのレゲエチューン。M-2「Soul Connection」はボーカル曲で、どこかスティーリーダンのよう。
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