« スムースなシングル盤 ⑨ | トップページ | 「Paul Hardcastle 7」のレビュー訂正します。 »

2013年4月 6日 (土)

Freeze Frame 「Best in Life」(2013)

初めて聴いたのだけれど、フリーズ・フレームという「バンド」の新作EP。同名義バンドのアルバムは、1989年から10作ほど出ているので、懇意のリスナーも多いのだと思う。過去作については分からないけれど、この5曲入りミニアルバム、なかなかいい。

透明感のある演奏は、ヨーロッパ的。そう、例えばジャズのECMの持っている透明な「音」感を思い出す。ドラムスの機械的なミニマルビートが印象的で、テクノ風(古いかな、今ならエレクトロ?)。からむアコースティックピアノがニューミュージック風。

調べてみたら、フリーズ・フレームというのは、キーボード奏者レイ・バッハという人のプロジェクトバンドで、曲は彼が作り、多数のサポートプレイヤーが参加する。今作の参加プレイヤーは、トム・ファーマー(サックス)、ペトラ・ラースマン(サックス、女性!)、リッキー・ガルシア(ギター)など。

「The Pulse Of '13」や「Day of Sun」は、イントロからドラムビートと、シンセがからむ、ちょっと未来的でクールな楽曲。なんかYMO的だなあ、どうりでドラムは高橋幸宏的。「With Greetings from Greece」は、シンセの導入や、ソプラノサックスとアコピのインタープレイがドラマチックでベストトラックだと思う。

残念ながら、5曲のメロディーが似ているので、もっとキャッチーなメロディーの楽曲があれば、「ヒット」するはず。演奏と音は、超クールです。ジャケット写真もクール、「ジャケット賞」(無いけど)候補にしたい。

| |

« スムースなシングル盤 ⑨ | トップページ | 「Paul Hardcastle 7」のレビュー訂正します。 »