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2014年9月 6日 (土)

Freeze Frame 「Experience」(2014)

フリーズ・フレームは、「Best in Life」を紹介した時にも書いたけれど、実態は、レイ・バッハという人のワン・マン・プロジェクト。レイは、キーボードから、シンセ、ギター、ベース、ドラムスまで演奏して、作曲、編曲までこなしている。

この新作も、共作を入れても全ての14曲を作曲。曲によって、ゲストが入るが、その他の演奏はバッハによるもの。サウンドは、ラウンジ寄りのクールなインストゥルメンタル。ライナーノーツに、本人が影響を受けた過去のレコードとして、ソーラー・ファイアー、サカモト、イエロー・ジャケッツをあげている。「ソーラー・ファイアー」は、マンフレッド・マンズ・アース・バンドのプログレ・ジャズ・ロックの「隠れた名盤」のことかな?というわけで、この新作の内容は、プログレ、ラウンジ、スムーズ・ジャズ、のミックスされたクールで情景的なサウンドで、一言で言ってしまうと、ポール・ハードキャッスル的かな。

M1「Moods of New York」は、サックス(ペトラ・ラースマン)とギター(リッキー・ガルシア)がゲストで、ハードキャッスル風で、ビートが心地いい佳曲。M2「The Groove Agent」や、M11「The Night Comes Down」も、ハードキャッスル風であっても、クールな音質感は魅力的。M9「One More Lie」は、ボーカル曲で、スティーリー・ダン風な、ちょっぴりハイライトなAOR曲。M10「Same Time, Next Year」、あっ、これはYMOのサカモト風で、ちょっとニヤリ。正直、14曲をリピートして聴き込むまでの「引き」は無かったけれど、ハードキャッスルのリスナーはうれしいかもしれない。

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