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2014年10月13日 (月)

Al DeGregoris 「All In Good Time」(2014)

キーボード奏者、アル・デグレゴリスの3作目になる新作は、ギタリストのニルスがプロデュースした作品というのが注目。ただし、ジェフ・ローバーとの共作共演の2曲を含んでいる。

ジェフ・ローバーとの2曲は、M4「Hey You」とM7「Abloute」で、いずれも、聴いたらすぐに分かるローバー・スタイルのファンキー・フュージョン。なにせ、一緒にセッションしているのが、チャック・ローブに、ジミー・ハスリップ、エリック・マリエンサル、というから、ジェフ・ローバー・フュージョンと、ジャズ・ファンク・ソウルが合体したような、オール・スターズのような面子。ローバーとデグレゴリスの二人のフェンダーローズのチェイス・プレイと、リズム・サポートのグルーヴは聴きもの。

さて、ニルスのプロデュース曲は、こちらも聴いたら納得の、ニルス節といっていい演奏が並んでいる。ニルスのギターの替わりに、デグレゴリスのキーボードが乗ったようなサウンド。

M2「Into the Night」は、ニルスのオリジナル曲で、ニルスのおなじみワウワウ・コード・ストロークから始まる演奏。シンプルなメロディーでスウィングするアコースティック・ピアノが印象的な、スムーズ・ジャズ・トラック。

ニルスがデグレゴリアスと共作した作品が3曲、M1「JD’s Groove」、M6「All in Good Time」、M10「Connect the Dots」。いずれも、デグレゴリスのキーボードを除けば、ニルスのワン・マン・バンドのようなファンキー・トラック。

デグレゴリス自身のオリジナル曲、M3「Sunnyside」は、ミディアム・テンポで奏でるピアノが美しい曲。作曲の才能も秀逸な人で、M8「After a Rain」や、M9「Tranquility」は、美しいマイナーな曲。ピアノは、ソフトに奏でる奏法が印象的で、これがこの人のスタイルかな。

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