スムーズなシングル盤㉒
クロアチア出身のイゴール・ジェルジーナは、骨太でファンキーなサックス奏者。アルバム「One Click World」(2013)、その後のシングル「Summer Breeze」、いずれも好感度の高い作品だった。この新作シングル「Stay Cool & Play Sax」は、タイトルそのままの、ハードボイルドなファンク・ナンバーで、注目の作品。
スウェーデンのキーボード奏者、マティアス・ルースの新作シングルは「Masterpiece」。この作品のゲストのサックスは、グレッガー・ヒルマンという人で、この人もスウェーデンのスムーズ・ジャズ系のサックス奏者。同じスウェーデン出身のジョナサン・フリッツエンの作品にも参加演奏がある人。
いずれの3枚とも、8ビートのダンス系の「ノリ」が特徴。踊れるスムーズ・ジャズというのが、ヨーロッパのトレンドなのかな。
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