スムーズなシングル盤 ㉔
イギリスのキーボード奏者、ジェイムス・コラーは、今までシングルだけの作品発表。いずれもソフィスティケートされたスムーズ・ジャズ・チューンをリリースするので注目しているアーティスト。新作「Trippin On Your Smile」は、自らのキーボードプレイは控えめで、ギター(キャメロン・ピエール)をフューチャーした作品。アンニュイなムードの佳作。シングルだけでなく、コラーさん、フル・アルバムを出して欲しいなあ。
ジョナサン・フリッツエンの待望のニュー・アルバム「Fritzenized」はリリース間近で、そのアルバムから先行シングルが「A New Beginning」。ポップなメロディーと、もうこの人だと聴いたらわかるピアノが嬉しくなってしまう。アルバムには、同曲のロング・バージョンが入るようなので期待。
ギター奏者、クレイグ・シャーマットの新曲もなかなかの佳作。イントロは、ゴースト・バスターズを思わせて、 現代的なR&Bサウンドをバックに、ジャンゴ・ラインハルトを彷彿とさせるジプシー・スタイルのギターが冴え渡る。ちょっと異質な組み合わせが新鮮でオリジナルなサウンド。音作りにグレッグ・マニングが参加しているらしい、中判のピアノのソロがマニングかな。
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