Ben Tankard 「Full Tank 2.0」(2015)
ベン・タンカードは、キーボード奏者として、20年超えるキャリア、18枚に及ぶソロ・アルバムを持つメジャー・アーティスト。彼の音楽スタイルから、「ゴスペル・ジャズのゴッド・ファーザー」や、「ゴスペルのクインシー・ジョーンズ」と称されている。
その経歴は異色で、6.6フィート(2メートル)の身長がある人で、NBAのプロ・バスケットボールの選手であったが、怪我で挫折、音楽キャリアを始めた。今では、音楽プレイヤーやプロデューサーに加えて、自己のレーベル、トリビュート・レコードの社長でもあり、NBAではモチベーション・スピーカー(自己啓発演説家)として選手教育にも携わっているそうである。彼のファミリーで出演するTV番組もあって、人気を博しているそう。コンサートには自身の飛行機で出向くという、パイロットでもある。近年作「Full Tank」(2012)は、グラミー賞の6部門でノミネートされたヒット作品だった。
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