スムーズなシングル盤 ㉘
ホットなシングルを3枚。ヒットチャートを賑わしているダミアン・エスコバーの「Get Up And Dance (G.U.A.D.)は大注目の曲。エスコバーは、ニューヨーク出身のバイオリン奏者。かつて、兄弟であるトゥーリーと、バイオリン・デュオ「Nuttin’But Stringz」を組んで活躍。デュオとして、フルアルバム「Struggle from the Subway to the Charts」(2006)がある。デュオ解散後、ダミアンはソロ・アーティストで活躍中。ダミアンのソロ・アルバムは「Sensual Melodies」(2014)がある。R&B/ソウル、ヒップホップのクロスオーバーと言っていいユニークな音楽スタイル。この新曲は、題名通りのダンス・チューン。繊細なバイオリンの音色が、ダンス・ビートに乗って浮遊するかっこいい曲。
サックス奏者ライリー・リチャードは、クリーブランド出身の新人アーティスト。新曲「Family Ties」は、ダーレン・ラーンのプロデュース。ボニー・ジェイムスあたりのポピュラー路線のキャッチーなメロディがなかなかにいい。
ギター奏者ドゥリュウ・デヴィッドソンの新曲「East Moon」は、R&Bテイストのスウィートなメロディーにソリッドなギターと、ハートにグッとくる良質な作品。新作アルバムはかなり期待できそう。
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