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2018年4月の2件の記事

2018年4月18日 (水)

Tony Guerrero 「Abrazo」(2018)

トランペット奏者トニー・ゲレロは、1988年にソロデビュー作品(「Tiara」)をリリースして以来、9枚のソロ作品や、多数のプロジェクトで、演奏のみならず作編曲、プロデューサー、としても活躍するアーティストである。サイドマンとしては、グレッグ・カルーカスや、ブライアン・ブロムバーグ、ブライアン・ウィルソン、ダン・シーゲル、俳優のディック・ヴァン・ダイクなど、多数のアーティストの作品にも参加している。

この新作は、ソフトなボサノバやラテンのムードで貫かれた作品。ゲレロは、全10曲でフリューゲルホーンを吹いていて、ほとんどの曲は、ピアノ、ギター、キーボードなど全ての楽器を、彼自身がワンマン演奏しているユニークな作品。

ソフトでロマンティックな作風は、イージーリスニングのただずまいで、ヨーロッパの映画音楽のようでもある。ゲレロのフリューゲルホーンの演奏は、ジャズの名手、アート・ファーマーや、チャック・マンジョーネを思い起こして、単なるムード・ミュージックに留まらない聴きどころになっている。

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2018年4月 8日 (日)

Dan Siegel 「Origins」(2018)

ダン・シーゲルは、80年代から活躍しているベテラン・キーボード奏者。

デビュー作品「Nite Ride」(1980)から数えて、ソロ作品は20を超える。フュージョン全盛期のキーボード奏者、デオダートや、ボブ・ジェームス、ジョー・サンプル、がヒット作品を連発していたのが、80年の前後だった。その後を追うように、デイブ・グルーシンや、ジェフ・ローバー、デイヴィッド・ベノワ、そしてダン・シーゲル、といった面々が出てきた。ジェフ・ローバーを筆頭に、そしてシーゲルも、今も現役としての活躍が聴けるのは嬉しい限りだ。

ダン・シーゲルも、2000年以降、リリースのペースは落ちたけれど、5年ぶりのリリースだった前作「Indigo」(2014)に続いて、比較的早いこの新作のリリース。おそらく、60才半ばだと思われるので、これからも、さらに円熟した演奏活動が期待できそうだ。

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