Brian Simpson & Steve Oliver 「Unified」(2020)
ブライアン・シンプソンとスティーヴ・オリヴァーのコラボレーション作品。二人の名義を冠した作品としては初めてですが、シンプソンの作品では共演を重ねてきた間柄。
『Persuasion』(2016)では4曲。続く『Something About You』(2018)は、10曲中6曲で共作・共演。そして本作に至るという経緯です。シンプソンは、過去作品で多くのアーティストとコラボしていますが、その中でもオリバーとの「化学反応」がフル・アルバムを作るほどに相性が合ったということでしょう。
全11の楽曲は全て二人の共作とクレジットされています。ゲストは、リック・ブラウンが1曲(「Fired Up」)に参加していますが、ほとんどのトラックは2人を、アレックス・アル(ベース)、エリック・バレンタイン(ドラムス)、ラモーン・イスラス(パーカッション)のリズムセクションが支えています。