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2020年11月の3件の記事

2020年11月29日 (日)

Dave Koz 「A New Day」(2020)

デイヴ・コーズの新作は、久しぶりのオリジナル・スタジオ・アルバムです。近年は、続編も作られた「アンド・フレンズ」名義の『Summer Horns』や、クリスマス企画アルバム、ライブ・アルバムなど活発な作品リリースが続いていましたが、ソロのスタジオ作品は2010年の『Hello Tomorrow』以来10年ぶりとなる新作です。デビュー作品から30年目、通算20枚目のアルバムという記念碑的作品になります。

参加ミュージシャンは、ダーレン・ラーンリック・ブラウンデイヴィッド・サンボーンフィリップ・セスボブ・ジェイムスジェフ・ローバーポール・ジャクソン・ジュニアマーク・アントワン、デイヴィッド・マンなど共演常連が集合しました。ほとんどの曲が、共作によるオリジナル新曲です。

ポップでキャッチーな「Summertime In NYC」は、R&Bシンガーのブライアン・マックナイトをゲストにむかえた曲。軽やかにスイングするコーズのソプラノ・サックスと、オーバー・ダビングしたマックナイトのスキャットがからむ、アダルト・コンテンポラリー・スタイルのハイライト曲です。

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2020年11月14日 (土)

Paula Atherton「Can You Feel It ?」(2020)

サックス奏者ポーラ・アザートンは、過去作品「Ear Candy」(2015)「Shake Up」(2018)のポップなオリジナル楽曲とパワフルな演奏が記憶に焼きついた注目のアーティストです。

今回の新作も、ポップス・チャートに登りそうなキャッチーな楽曲と洗練度の高いサウンドで固めた、高揚感が湧き立つ素晴らしい作品です。

アザートンはサックスに加えて、フルートと自らのボーカルを披露しています。自作や共作によるオリジナル楽曲の数々は、ラテン、R&B/ソウル、ファンクなど多彩なテイストがヒット・パレードのように続いて耳を奪われます。

ゲストは、シンディ・ブラッドリー(トランペット)、グレッグ・マニング(キーボード)、ビル・ヘラー(ピアノ)らが参加。曲の共作や共同プロデュースを、グレッグ・マニング、ポール・ブラウン、ネイサン・ミッチェル、シュイラー・ディール、ルー・ギメネスといった人たちとコラボしています。

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2020年11月 3日 (火)

Blake Aaron 「Color And Passion」(2020)

ギター奏者ブレーク・アーロンの新作は早くから予定が公表されていましたが、待つことほぼ1年を経てのリリースになりました。

前作「Soul Stories」(2015)の後、毎年コンスタントに新曲シングルを発表していましたが、フルアルバムは5年ぶりになります。既発のシングル9曲から、7曲がこの新作アルバムに含まれています。

シングルの既発表曲が大半とはいえ、ほとんどが長めの編集やミックスも変更されているようで、新鮮に響きます。ポップでキャッチーなリフが満載の楽曲と、サウンドと演奏のグルーヴは抜群で、今年のベスト級作品として太鼓判を推したい傑作です。

ゲストは、ダーレン・ラーン(サックス)、ナジー(サックス)、キム・スコット(フルート)、アダム・ホーリー(ギター)などが参加。リズム・セクションには、ダリル・ウィリアムス(ベース)、メル・ブラウン(ベース)、トニー・ムーア(ドラムス)、タテン・カティンディグ(ピアノ)、ロブ・マリンズ(ピアノ)といった布陣が固めています。

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