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2020年12月26日 (土)

2020年のベスト3+1

今年紹介した作品の中から、個人的なベスト作品です。

1. Nils 『Caught In The Groove
2. Blake Aaron 『Color And Passion
3. BoneyJames 『Solid
+1. Four80East 『Straight Round

ニルスのぶれないスタイルが頂点を極めたこの作品、「これぞスムーズジャズ」と聴くたびにうなずく曲ばかり。テクニックをひけらかせず、自然体で駆け抜けるグルーヴが充満した演奏が爽快です。

ブレーク・アーロンの場合は、キャッチーでポップな味付けを散りばめて、緻密なアレンジとグルーヴィーな演奏で作り上げた傑作。発表済みのシングル曲が中心の構成でも、新鮮さは少しも失われていません。

ボニー・ジェイムスにしてはやや地味な印象の作品ですが、聴き込むごとにクールでソウルフルな味わいに魅了されます。タイトル通りのソリッドなサウンドが、ジェイムスのフレーズをひときわ浮き上がらせる絶品の輝きです。

フォー・エイティ・イーストは、ベストの3作品に比べると傾向が違いますが、今年忘れられない作品でした。反復やエレクトロのサウンド・デザインでも、サックスやギター、オルガンなどのソリッドなフレーズが交差するユニークな音楽世界です。アルバムの構成も、佳曲が並ぶ素晴らしい作品です。

他にもベスト級の作品として、デイヴ・コーズ(「A New Day」)や、ユージ・グルーヴ(「Sing My Song」)、クリス・スタンドリング(「Real Life」)はいずれも素晴らしい内容でした。ザ・スムーズ・ジャズ・アレイ(「Let's Ride」)とポーラ・アザートン(「Can You Feel It ? 」)は、”+1”を選ぶのに悩んだ秀作です。スキニー・ハイタワー(「Blue Moon」)は、深く感銘した力作でした。

今年も、当ブログを読んでいただきありがとうございました。

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