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2021年6月の2件の記事

2021年6月13日 (日)

Marion Meadows 「Twice As Nice」(2021)

マリオン・メドウズの新作は、クリスマス・アルバムをはさんで「Soul City」(2018)からは4年ぶりのオリジナル・アルバムです。「Soul City」は大半がボーカル曲の作品だったので、インストゥルメンタル中心としては「Soul Traveller」(2015)以来の作品となります。

プロデュースを、ポール・ブラウン(5曲)、クリス・デイヴィス(4曲)、ジェフ・ローバー(1曲)が手がけています。フィーチャー・ゲストに、スティーヴ・オリバー(ギター)、ゴスペル/ワーシップ系シンガーのドネリー・スモールウッド(ボーカル)らが参加しています。

ポール・ブラウンが、メドウズのアルバムをプロデュース/共演するのは初めてのようです。スムーズジャズ界の看板のようなふたりが、初めてのコラボとは意外です。ブラウンらしい都会的でメロウなサウンドに、メドウズのサックスが違和感なく溶けこんで、洗練された音像の上質感は素晴らしい。

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2021年6月 6日 (日)

Merlon Devine 「Soul Jazz」(2021)

マーロン・デヴァインは、ワシントンDCを拠点に活動するサックス奏者です。コンテンポラリー・クリスチャン(もしくはワーシップ)・ミュージックとよばれる現代的ゴスペルのインストゥルメンタル・アーティストととらえられているようですが、スムーズジャズ/コンテンポラリー・ジャズとクロスオーバーする演奏家です。ソロ・アルバムは、『Due Season』(2002)から『Now』(2017)まで6作品を数えます。ソプラノ・サックスの演奏をトレードマークとして、包容力を感じさせる音色とサウンドが特徴です。

7作目となる新作は、クリスチャン・テーマを思わせるタイトルも並びますが、ミッドテンポを中心としたサウンドはメロウなムードに貫かれたコンテンポラリーなアーバン・ジャズとして堪能できる秀作です。

今作では曲ごとに複数のプロデューサーを迎えて、デヴァインと楽曲の共作/演奏で制作されています。ルー・レイン、デリック・ハーヴィン、マイケル・ブレーニングなど、いずれも近年のスムーズジャズ作品で活躍する実力派プロデューサー/ミュージシャンと洗練されたサウンドを作りあげています。

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