Nick Colionne 「Just Like That」(2023)
ギター奏者ニック・コリオーネの12作目のオリジナル・アルバムです。本人は本作品のリリースを見届けることができずに、2022年1月1日に旅立ってしまいました。
本人が考えていた「完成形」なのかは分かりませんが、ファンにはこの遺作はなによりも価値ある贈り物です。
今作のプロデュースはほぼ半数ずつ、マイケル・ブローニングとクリス・デイヴィスが担当しています。楽曲もブローニングとデイヴィスによる新曲が中心ですが、2曲はコリオーネのオリジナル楽曲です。
デイヴィスは生前最後の作品『Finger Painting』(2020)を含めて常連のプロデューサーでしたが、ブローニングとのコラボは初披露になります。
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