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2024年2月の2件の記事

2024年2月17日 (土)

Jayson Tipp 「Table For One」(2023)

1992年に結成されたアンダー・ザ・レイク(UTL)は、長期のブランクやメンバー変更をへて現役で活動する5人組ユニットです。ラフでソリッドな音が魅力で、スリル感をともなうエネルギッシュなアンサンブルです。

近年作品の『Your Horizon Too』(2020)や『Old Friends, New Groove』(2021)は、その持ち味に磨きをかけた秀作です。

今回、オリジナル・メンバーであり中心人物のキーボード奏者ジェイソン・ティップが、キャリア初のソロ・アルバムをリリースしました。

UTLではサックスとギターがフロントをになう演奏曲が多く、リーダー的存在とはいえティップは主にエレピやオルガンでサイドを固めている印象でした。本作ではほぼ全曲アコースティック・ピアノを披露して、今までの印象をいい意味でくつがえしています。

ティップの自作(共作も)によるどの楽曲も明るく、ポップな味つけもあり好感度がグッと上がる会新作になりました。

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2024年2月 3日 (土)

Steve Oliver 「A New Light」(2023)

ギター奏者スティーヴ・オリヴァーの新作は、ほぼ全曲でキーボード奏者マイケル・ブローニングがサポートした作品です。過去にも『Radiant』(2006)がブローニングの全面的参加による作品でしたから、17年ぶりとなるふたりのコラボが注目です。

「Skyway」や「Sunkiss」はふたりだけで作り上げたトラックで、オリヴァーらしい晴れやかなメロディを爽快なサウンドで表現した佳曲。

「A New Light」は、こちらもデビュー作から共演しているサックス奏者ジェフ・カシワが客演した曲。シンセを背景にアコピやギターの複数のフレージングを交差させて耽美な景色を描いた曲です。

「New Heights」は、ラリー・アントニオ(ベース)とヴィニー・カウリタ(ドラム)の強力なリズム隊が引きしめるサウンド。オリヴァーの幻想的でスピード感のある技巧パッセージが光る好演です。

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