Vin Downes 「City Lights Hide the Stars」(2025)

ギター奏者ヴィン・ダウンズは、80年代にニューエイジ・ミュージックの代表格となったウィンダムヒルズ・レコードの音楽に魅了されて、特にギター奏者ウィリアム・アッカーマンに大きく影響を受けたというアーティストです。
フィンガー・ピッキングのスタイルで、おもにナイロン弦のアコースティック・ギターを演奏します。
2013年ごろからいままで6作のソロ・アルバムやシングル等多数の作品を発表していますが、初期はアッカーマンが複数の作品でプロデュースに関わっています。アッカーマンのツアー共演に起用されたり、アッカーマンがプロデュースした企画アルバム『Four Guitars』(2018)などに参加したりと、親交も深い関係のようです。
近作では、トム・イートン(キーボード)とジェフ・オースター(トランペット)のアンビエント・アンサンブル作品『Seven Conversations』(2024)に、エレキ・ギター演奏で参加しました。その作品に先立ち、イートンとオースターはアッカーマンとコラボ作品『Brothers』(2021)を発表していたので、続編ではアッカーマンのポジションをダウンズがになったように思えますが、以前からイートン、オースター、ダウンズの3人はライヴで共演していたようです。
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ギター奏者ピーター・ホワイトの17作目となる新作。
ニュージーランドはオークランド出身のライアン・ラ・ヴァレットは、ギター、(ピッコロ)ベース、サックスを操る新鋭アーティストです(ちなみに弦楽器はサウスポー奏者です)。ジョージ・ベンソンに憧れてギターをはじめたという音楽性は、グルーヴを込めたキャッチー・リフとメロディーが踊る正当派といいたいスムーズジャズです。
先日、サックス奏者クワンタン・ジェラルド・Wの新作を紹介しましたが、記事でふれたように客演していたギター奏者レーメック(Lemek Yisrael)はジェラルド・Wの息子です。本作は、そのレーメックのソロ・デビュー作品です。
ユーナムの新作は、どこを切ってもお馴染みのギター・サウンドがますます円熟味を聴かせる作品。
スムーズジャズ系のトップ級ギター奏者のなかで、ノーマン・ブラウンを筆頭にニルスやアダム・ホーリー、ユー・ナムらは、テクニックもさることながらシャッフルなビートにポップなフレージングとグルーヴィーなリフをくりだすゴールデン・スタイルが共通のアーティスト。そして忘れてはいけないのがもうひとり、ブレーク・アーロンです。
ギター奏者クリス・スタンドリングの新作は、本人がCDのライナーに記しているとおり「アップビートで、ポジティブなスピンがかかった」自作の11曲からなる秀作です。「アップビート」といっても、ほどよい熱量のビートがつらぬかれて、スタンドリングのオーセンティックな演奏が洒脱なムードを充満させる充実作。
ギター奏者スティーヴ・オリヴァーの新作は、ほぼ全曲でキーボード奏者
ギター奏者トム・ロテラの『A Day in the Life』(2002)は、20年前の作品ですがスムーズジャズの名作のひとつといえます。その後ロテラは10年以上も録音作品から遠ざかりますが、オーソドックスなジャズ作品『